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キングダム1巻

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目次

 

無名の少年

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少年の信は親友である漂と

剣術の稽古をしていた。

 

二人は戦争孤児で親がなく

集落の長である里典が情けで

下僕として雇っていた。

 

二人にはある夢があり、

それを叶えるために外出する際の

時間を使って剣の腕を磨いていた。

 

ある日、通りがかった一人の男が

木刀で激しく打ち合う信と漂の

姿を見かける。

 

男は二人に近づくと

何をしているのかと尋ねる。

 

二人は戦び出て武功を上げて

財をなすために剣術の腕を

磨いていると答える。

 

そして最終的には自分たちの名前が

中華全土に広まり、天下最強の

大将軍になる事が夢であると語る。

 

男は笑って去っていったが、

その翌日、信と漂が雇われている

里典の家にその男がいた。

 

里典はいつになく丁重な様子で

漂だけを家の中に招き入れると

訪ねてきた男と三人で話を始める。

 

その男は秦国の大臣で

名を昌文君と言う。

 

昌文君は単刀直入に

漂に士官を薦める。

 

漂はその言葉に喜び、

家の外で聞き耳を立てていた

信はその言葉に驚く。

 

漂は信の事を考えると

自分と同等の力があるので

一緒に士官させてほしいと願い出る。

 

だが、昌文君は漂一人しか

士官を認めないと答える。

 

里典はお誘いを受けるよう進めるが

漂は一日考える時間が欲しいと言う。

 

昌文君はそれを承諾すると

翌日また伺うと言って去っていく。

 

その夜、信と漂は寝床で無言のまま

体を休めていた。

 

信はなぜ漂が即答しなかったのか

その理由を考えていた。

 

そして自分に気を遣ったという

可能性に思い当たると

それを漂に尋ねようとする。

 

しかし、漂はそれより先に

漂は腹をくくった表情で

士官を受ける事を信に告げる。

 

信もそれを快諾すると

漂が二勝分勝ち越していた

剣術の仕合の決着をつけようと

外に出る。

 

二人は一頻り打ち合うと

翌日漂は王宮へと出立し、

信は一人で仕事をする毎日が始まる。

 

漂は頭も良く、器用であったため

信はそこによりかかった状態だったが

漂がいなくなったことで初めて自立し

徐々に家事の腕前も上がっていく。

 

漂が去ってから一ヶ月が経過すると

周囲の人間も信が少し大人になったと

認め始める。

 

そんな中、信は旅商人が話していた

王宮でのある事件の噂を耳にする。

 

秦国の王はまだ幼いため、

執政に関しては丞相である呂不韋が

権力を振るっていた。

 

それに反発した勢力が王の弟である

成蟜を擁立し王位簒奪を画策し、

つい最近、王宮から火が上がると

負傷した人たちが逃げていく姿が

目撃されていた。

 

漂を連れていった昌文君は

大王の側近であり、事件が起これば

真っ先に狙われる存在だった。

 

実際に王宮から逃げ出した人も

いることから漂もすでに

殺されていると商人は言う。

 

信はそんなはずはないと反論するが

その夜は心配で眠れずにいた。

 

夜中、外で小さく音がしたため

信は扉を開け外の様子を確認する。

 

するとそこには血まみれの

漂が倒れていた。

 

信は驚きつつ漂に

何があったのかを尋ねる。

 

漂は商人が話していた通り、

王位簒奪を狙う成蟜一派に襲撃され

逃げてきたと言う。

 

里典とその家族も信たちの話し声に

気づいて外へ出ると漂の姿を見て

言葉を失う。

 

漂は信や里典が狙われないよう

追手が来ても他人を装い、

自分の死体は放置してほしいと言う。

 

信は殺気立つと追手がきたら

全員殺すと怒りに震える。

 

そんな信に対して漂は

他に頼みたい事があると言って

一枚の地図を手渡す。

 

それは近くにある黒卑村の地図で

印が書かれた場所に向かってほしい

と漂は言う。

 

限界が来ていた漂は最後に信に

天下の大将軍になる夢を託すと

笑って死んでいった。

 

 

地図

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漂は信に自分の夢を託して

死んでいった。

 

信はその事実が受け入れられず

激しく動揺し錯乱状態になる。

 

自分の体を里典の家は地面に

めちゃくちゃに叩きつけて

暴れまわる。

 

里典は暴れる信をどうしていいか

わからずに固まっていたが、

同世代の里典の息子が激怒する信を

殴り飛ばす。

 

信は息子に怒りを向けるが

息子はひるまず漂の死を

無駄にするなと叱りつける。

 

里典の息子は粗暴な信のことは

嫌っていたが、優しい漂のことは

慕っていた。

 

そのため、漂の死は自分も悲しいが 

漂から託されたことを優先すべきだと

説得すると信も次第に冷静さを

取り戻していく。

 

黒卑村に行くことを決めた信に対し

里典は黒卑村はゴロツキの巣窟であり、

行けば殺されると注意を促す。

 

信は漂の亡骸を静かに抱きしめ、

漂が持っていた立派な剣を手に取ると

里典の諌めも聞かず黒卑村へ向けて

走り出す。

 

黒卑村では見張り役が信の姿を確認し

その事をゴロツキたちに報告すると

持っていた立派な剣を奪うために

三人が村の入り口付近で待ち構える。

 

だが、稽古によって鍛えられた

信の相手ではなく、

一瞬で蹴散らされてしまう。

 

その頃、漂の亡骸をどうするか

思案している里典のもとに

漂を追ってきた刺客がやってくる。

 

刺客は里典たちに漂と何か

会話をしたかを尋ねるが

漂の意を汲んで何も話しておらず

関係も無いと答える。

 

すると刺客は漂の首を切り落として

持ち帰ろうとするが、

直前で里典の息子が止めに入る。

 

それを見た刺客は訝しがると

漂の死体の周囲を見て

所持していた剣が無いことに気づく。

 

里典たちが何かを隠していることに

気づくと、刺客は息子に剣を突き刺し

知っていることを吐けと脅す。

 

黒卑村では信が数十人の

ゴロツキを相手に大立ち回りを

演じていた。

 

漂との思い出が次々に蘇ると

二人の夢に向かって共に

研鑽してきた事を思い出す。

 

その成果を見せるように

磨き上げた剣技でゴロツキたちを

どんどんなぎ倒していく。

 

村にいたゴロツキを全員打ち倒すと

信は地図にあった印の場所へと

到着する。

 

そこにはボロ小屋が一棟だけ

建っていた。

 

信は恐る恐る中に入ると

そこには死んだはずの漂が座っていた。

 

 

身代わり

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漂によく似たその人物は

政と名乗る。

 

信は状況が飲み込めず混乱するが

漂を追ってきた刺客が

すぐそこまで迫っていた。

 

信たちのいる小屋の壁が

刺客の大剣で横薙ぎに払われる。

 

信と政は斬撃を交わしつつ

外へと飛び出る。

 

刺客は政の姿を見て笑うと

秦王嬴政と声を掛ける。

 

そして政に瓜二つな漂を

影武者に立てた事を称賛する。

 

信はその言葉を聞いて

漂が政の身代わりとして士官させられ、

王と間違われて殺されたと思い至る。

 

信は政と刺客に対して怒ると、

まずは漂を手にかけた刺客から

相手にすることを決める。

 

だが、信は初めての実戦と

格上の相手との戦いで

気後れしてしまう。

 

刺客の攻撃をなんとか剣で受けるが

力で負けてしまい、小さな体ごと

吹き飛ばされてしまう。

 

刺客は信の気が切れたことから

終わったと確信するが、

政は漂の無念を晴らすことだけを

考えろとアドバイスをする。

 

漂の名を聞いた信は再び怒りで

立ち上がると振るう剣の重さと早さは

どんどん増していく。

 

徐々に信の剣が刺客の体を

捉え始めていく。

 

政はそれを見ながら漂との会話を

思い出していた。

 

漂は自分が敵わない相手でも

信なら勝てるので、自分が倒れたら

信につかまるように言っていた。

 

その言葉の通り、

信は漂が勝てなかった刺客に

致命傷を追わせる事に成功する。

 

 

反乱軍の手

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刺客は右腕を失ったことで

戦意が折れ、命乞いを始める。

 

自分が死ぬと子供が

孤児になってしまうという刺客に

自らの境遇を重ねた信は

トドメを刺せず剣を下ろしてしまう。

 

刺客は小さく笑うが次の瞬間、

政によって首を切り落とされる。

 

その行動に信は驚くが、

政は刺客が犯した罪と

子供は無関係であると言うと

刺客を葬った。

 

政は続けざまに信に

自分を殺すかを尋ねる。

 

政も漂を含めて自分を守るために

数多くの仲間が死んだので

殺す気なら力尽きるまで抗うと言う。

 

信はその言葉に迷ってしまうが、

政は地鳴りから成蟜が軍を派遣し

自分を殺しに来た事を察知する。

 

気づいた頃には黒卑村の全域が

すでに包囲されており、

ゴロツキたちは軍によって

殲滅され始めていた。

 

政は成蟜がかなりの勢力を

手中に収めている事を悟り、

どう動くか決めあぐねていた。

 

信は一度政を連れて

軍を突破しようと試みる。

 

政は信の行動に驚くが

その直後に頭上からおかしな

格好をした人間がジャンプすると

二人の前で着地する。

 

いきなり抜け道を知っているから

着いてこいと言う人物に 

信は不信感を抱くが、政は相手が

金を求めてきたことで信用できると

判断する。

 

おかしな格好の人物は

梟の形をしたかぶりものを外すと

河了貂と名乗る。

 

河了貂は信よりも幼く見えるが

政はその態度を信用して

抜け道の案内を依頼する。

 

その道中で河了貂は孤児であり、

元は西の山民族であったが、

一族が追放され黒卑村に

流れてきたと経歴を明かす。

 

政も王宮での情勢と反乱が起きた

いきさつを話し始める。

 

先代、先々代の王が若くして崩御し、

政は去年13歳という若さで即位した。

 

だが、幼かったこともあり大臣たちの

権力争いの道具に利用されてしまう。

 

大臣たちの中で一番の権力者は呂不韋

という男だったが、二番手だった竭氏が

王弟である成蟜と手を組んだことで

状況が一変する。

 

成蟜は出自を重んじ、王になる人物は

正当な王族の出身でなければいけない

という思想を持っていた。

 

自身の母は王族の出身であるのに対し、

異母兄の政の母は舞妓であったため

正当な王族でない政が

王位に就くことが許せなかった。

 

一番の権力者である呂不韋も元商人で、

庶民が権力を持つことが許せなかった

ために竭氏と手を組む事を決めた。

 

そして竭氏と成蟜は勢力が

大きくなったところで

一気に王位簒奪計画を開始する。

 

 

漂の決意

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政の話を聞いていた河了貂は

成蟜の勢力だらけになった王宮から

なぜ政は逃げ出すことができたのか

尋ねる。

 

政は昌文君が脱出の手はずを整え、

その道中で漂と出会い

影武者の策を考えついた事を話す。

 

その話を聞いた信は再び怒り出すが、

政は漂が囮役になることを知った上で

協力することを願い出たと答える。

 

漂は夢を叶えるために士官したが

作戦が失敗したために命を落とした

という厳しい現実を信に突きつける。

 

そして信に対してこれからの

選択肢として、弱い王を助けるか

村に帰って奴隷を続けるかを

選ぶよう迫る。

 

 

南方から来た刺客

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抜け道を出た政と信と河了貂は

今後について話し合う。

 

河了貂は案内の駄賃を要求するが

政は持ち合わせがないため、

支払いは自分が王宮に帰ってからと

一方的に告げる。

 

信はどうやって自分と政の

二人だけで王宮に帰るのかを尋ねる。

 

それを聞いた政は信が自分を助ける

道を選択した事を確信する。

 

政は王宮に帰る方法として

森の奥にある合流地で昌文君と

合流する予定であることを告げる。

 

その頃、成蟜が送り込んだ軍隊は

黒卑村を完全に制圧し、政たちが

別の場所に逃げた事に気づく。

 

まだ追撃の手は止まず

第二の刺客が政たちに向けて

送り込まれていた。

 

合流地を目指す政たち一行は

途中休みながらも急ぎ足で

森の中を進んでいた。

 

だが、一夜のうちにゴロツキや

刺客との連戦を重ねた信の体は

限界に近づいていた。

 

徐々に顔色が悪くなり

途中で倒れ込んでしまう。

 

河了貂は休憩するよう政に頼むが

政はそれを却下し、自ら背負って

山道を走り出す。

 

王宮では政の首が届かない事に対し

竭氏が苛立っていた。

 

脱出の準備を立てていた昌文君を

侮れないと見た竭氏は、二人の合流を

何としてでも阻止し、

首を取れと命令を下す。

 

そんな中、王宮の中に一人の

大男が入ってくると、その男は

昌文君は既に自分が殺したと言う。

 

竭氏はその大男を見て

王騎将軍と呼んだ。

 

 

秦の怪鳥

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竭氏配下の肆氏は黒卑村の状況を

報告するために竭氏のもとを訪れる。

 

捜索の結果、政はまだ生きていて

どこかへ逃亡中であると報告する。

 

竭氏は政のしぶとさに悪態をつくが

昌文君が死んだという報告を受けて

安堵していた。

 

それを聞いた肆氏は驚くと

誰が昌文君を殺したかを尋ねる。

 

竭氏は秦の怪鳥と呼ばれた

王騎将軍だと答える。

 

王騎はこれまで王宮の争いに

全く関心を示していなかったので

突然参戦してきたことに対して

肆氏は訝しがる。

 

だが、王騎は昌文君を殺したと

報告した後、昌文君の所有していた

領土がほしいと申し出ていた。

 

竭氏はその経緯を伝えるが

肆氏は納得せず、あまり王騎を

信用しないようにと注意を促す。

 

竭氏はそれよりも早く政の首を

持ってくるよう肆氏を急かすが、

すでに刺客としてムタという男を

放ったことを告げる。

 

それを聞いた竭氏は納得する。

 

刺客のムタは森の中を

素早く移動しながら

政たちを追っていた。

 

途中、獰猛な虎に出くわすが

吹き矢を一本吹き付けると

虎は一瞬で絶命してしまう。

 

追手が迫っている事を知らない

政たちはつかの間の休息を

取っていた。

 

そこで気絶して背負われていた

信も目を醒ます。

 

信が目覚めたことで 

政も出発しようと立ち上がるが

それまで信を担いでいたせいで

足元がおぼつかない。

 

信は政を背負おうとするが

無様だからという理由で

政はそれを却下する。

 

再び三人は走り出すが

信はずっと王宮にいた政が

なぜ合流地がわかるのかと

疑問を抱き始める。

 

そして、なかなか到着しないことで

政が合流地の場所を知らないのでは

と疑い出す。

 

信が不満を口にし始めたその時、

政がピタリと足を止める。

 

そこには亀裂の入った岩肌があり、

亀裂の先には開けた場所が広がり

その真ん中には小さな建物が建っていた。

 

ー1巻完ー

 

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