お薦めマンガ紹介ブログ

読んで面白かったマンガをひたすら紹介していくブログ

キングダム2巻

f:id:ttt888k:20180711184042p:plain

目次

 

山の民

f:id:ttt888k:20180711184141p:plain

 

昌文君との合流地に到着した政たち一行は

小さな建物の中でしばし休憩を取る。

 

信が寝ているとその間に

河了貂が保管してあった食料で

食事を用意していた。

 

信と政が食事を取り始めると

河了貂がこの建物がなぜこんなにも

きれいな状態で残っているのかと

疑問を投げかける。

 

政は400年前の王である穆公の

話を語り始める。

 

穆公は差別をせず人を平等に愛す

人物で、ある日穆公の馬が山民族に

殺されて食べられる事件が起きた。

 

その際に穆公は怒らず馬の肉に

合う酒を振る舞った。

 

これに感動した山民族は

秦国と交流を持つようになった。

 

避暑地はその交流の場所だったが、

穆公の死後、山民族との交流は

途絶えてしまい、避暑地も王族が

史で学ぶだけの場所になった。

 

しかし、山民族は400年が経過しても

穆公への感謝を忘れておらず

交流場所であった避暑地を

神聖な場所として崇めているという。

 

信はその話に感動し、

自身も天下に名を知られる

大将軍になると決意を新たにする。

 

政たちが避暑地についてから

数日後の朝、河了貂は食材を探しに

付近の茂みを散策していた。

 

何も起きない平凡な日々に

三人での暮らしも悪くないと

思い始める河了貂だったが、

その背後には吹き矢を構えた

刺客のムタが立っていた。

 

 

油断

f:id:ttt888k:20180712014127p:plain

 

刺客のムタが河了貂の背後に迫り

吹き矢で仕留めようと構えた瞬間、

その殺気によって信は眠りから覚める。

 

ムタが吹き矢を吹こうとした瞬間に

信は剣の鞘を投げつける。

 

ムタは軽々鞘を避けると

戦闘態勢に入る。

 

河了貂は事態が飲み込めず困惑するが、

信は刺客であることを見抜き

剣を構える。

 

しかし、第一の刺客よりも小柄で

強そうには見えないムタの風貌を見て

信は相手が弱いと侮る。

 

ムタが吹き矢を構えると

信は全身から汗を吹き出し

その殺気に恐怖を感じる。

 

ムタは自身の矢には猛毒が塗ってあり

かすり傷でも致命傷になると教え、

その上で敢えて吹き矢を使わずに

マサカリで仕留めると宣言する。

 

そして弾丸のように一瞬で

信に迫ると信ぼ顔面付近に

マサカリを振るう。

 

信はギリギリのところで避けると

反撃の一撃を繰り出すが、

かわされてしまい背後から

頭部への打撃を受けてしまう。

 

 

不退転

f:id:ttt888k:20180712015401p:plain

 

頭部へ打撃を受けた信だったが、

地面に叩きつけられる寸前に

身を翻して反撃を行う。

 

信の剣はムタの腕をかすっただけで

信は左目付近を切られてしまう。

 

いつの間にか外に出てきた政は

二人の戦闘を眺めていたが、

ムタはそれに気づき目的の首が

揃った事を告げる。

 

その言葉で河了貂と信も政に気づき

河了貂は信に加勢するよう促す。

 

政は信に助けが必要かと尋ねるが

信はそれを拒む。

 

政も相手の実力を理解しながら

ここで苦戦しているようでは

この先を生きることはできないと

敢えて突き放すことを選択する。

 

その会話を聞いていたムタは

自身がナメられていると感じ

怒りをむき出しにして信に迫る。

 

その猛攻に防戦一方になる信。

 

それを見ていた河了貂は

信にいつものキレが無いことに

気づく。

 

政もそれを見透かしたように

信に退がるなと激を飛ばす。

 

信はそこで初めて自身がビビって

退いていた事に気づく。

 

ムタが迫る中、信は前に踏み出し

一撃を繰り出す。

 

結果は相打ちで信は腕を、

ムタは胸部を負傷する。

 

しかし、ムタの殺気から

開放された信は動きが変わり始める。

 

その頃、王宮では昌文君を討ち取った

という王騎が竭氏配下の肆氏に

呼び出されていた。

 

王騎が昌文君を討った証として

差し出した首は損傷がひどく

誰かの見分けがつかなかった。

 

そこで肆氏は王騎にどのようにして

昌文君を討ち取ったのかを尋ねる。

 

王騎は自分が手にかけた人間は

たいていはグチャグチャになり

判別がつかなくなると答える。

 

試しに実演をしてみせようかと

矛を手に凄むと肆氏も恐怖を感じ

疑っているわけではないと弁解する。

 

肆氏は改めて王騎が今求めている物は

何かと尋ねる。

 

「血沸き肉踊る世界」

王騎は短く答えると

すぐさま冗談と言って茶を濁す。

 

しかし、再び小さく

そんな世界が来たらたまらない

と期待に胸を膨らませた。

 

 

忠臣

f:id:ttt888k:20180712021514p:plain

 

信は殺気の呪縛から開放され

ムタと互角以上に渡り合い始めていた。

 

河了貂は政になぜ信の動きが

よくなったのかを尋ねる。

 

政は信が稽古によって並の武人以上の

剣技を身につけていると評した上で、

真剣での切り合いの経験が浅く

自分に向けられた殺気を跳ね返すだけの

精神力がなかったことを指摘する。

 

それを克服した信は相手の攻撃を受け

大量に血を流しながらも心が折れず、

その攻撃はどんどん速さと鋭さが

増していった。

 

そしてついにムタは攻撃を

受けきれなくなり、肩から胸に

深手を負い倒れてしまう。

 

しかし、信も限界を越え

フラフラと立っていられなくなる。

 

その一瞬のスキを突いてムタは

体を起こすと最後に政の命を奪おうと

吹き矢を構える。

 

ムタが吹き矢を吹く前に

いつの間にか背後に立っていた昌文君が

吹き矢を奪いトドメの一撃を繰り出す。

 

ムタは地面に倒れ、

信はその状況を唖然として見つめていた。

 

次の瞬間、信は昌文君へ近づき

漂が死んだ事を告げる。

 

しかし、昌文君はそれを無視して

政の元へと歩み寄る。

 

自らの策の甘さによって政を

危険にさらしてしまった事への詫びと

尚、無事再会できたことへの喜びから

涙を流した。

 

 

熱き合戦

f:id:ttt888k:20180712023332p:plain

 

河了貂はボロボロになりながら

合流地へたどり着いた昌文君と

その配下たちに食料を振る舞っていた。

 

食事が一段落すると政は昌文君に

今回の作戦が失敗した理由を

問いただす。

 

昌文君は脱出の際に王騎からの

予想外の襲撃を受けたことを話し、

その一幕を回想する。

 

王騎は昌文君めがけて突っ込むと

容赦なくその矛を振るった。

 

昌文君は王騎の攻撃を防ぎながら

呂不韋と竭氏の権力争いに

無関心だったのになぜ急に参戦したのか

その理由を問いただす。

 

王騎は

「熱き血潮渦巻く戦いを求めて」

とだけ答える。

 

かつての秦王である昭王の時代は

王騎の心を揺さぶる激しい戦争の

時代であった。

 

しかし、呂不韋や竭氏が権力を

握るようになってからは

戦争は金品が絡む下賤なものになり、

王騎は興味を失ってしまった。

 

ただ、同じく昭王の時代に武官として

戦場を駆け回っていた昌文君となら

楽しい戦ができるのではないかと

王騎は考えた。

 

その結果、昌文君の作戦を邪魔するように

戦場に割って入り、各々の私兵を

総動員した合戦となってしまった。

 

王騎と昌文君は一騎打ちを続けていたが

途中で昌文君が崖から落ちてしまい、

昌文君は戦場を離脱してしまう。

 

信はその話を聞いて、

昌文君に漂がどうなったのかを尋ねる。

 

戦場を離脱し詳細がわからない

昌文君に代わって配下の壁という青年が

その後の詳細を信に話す。

 

昌文君の離脱によって配下の兵たちは

この作戦が失敗したことを悟る。

 

漂が乗る御車も王騎の兵によって

囲まれ始めていたが、漂はそこから

飛び出すと馬に騎乗して

兵たちを指揮し始める。

 

絶望しかけていた昌文君の兵たちも

漂の声で息を吹き返し隊列を組み直す。

 

漂は単騎で王騎の兵に突っ込み、

敵兵が漂に群がるよう仕向ける。

 

それによって昌文君の兵は

敵の追撃を逃れる事ができたが、

漂とは離れ離れになってしまう。

 

昌文君たちも合流地で漂と

再会できると思っていたが、

その死を聞かされ嘆き悲しんだ。

 

兵たちは漂の勇姿を

本当の将のようであったと評し

それを聞いた信は政に自分が

これからどうすれば夢である

天下の大将軍になれるのかを問う。

 

政は奴隷の身分では

将軍にはなれない事を教え、

まずは土地を持って一般庶民に

ならなければならないと告げる。

 

それを受けて信は、

政を王宮に帰した際の報酬として

土地と財をもらい、奴隷という身分を

抹消してもらう約束を取り付ける。

 

 

呂丞相

f:id:ttt888k:20180712031225p:plain

 

河了貂はムタの亡骸に近づくと

ムタが武器として使っていた

吹き矢を奪おうと考える。

 

そしてムタの懐から毒矢を

盗もうと手を突っ込む。

 

まだ絶命していなかったムタは

河了貂に声をかけ、危険な毒矢よりも

痺れ矢を渡す。

 

その上で政についていくことの

危険性を河了貂に教える。

 

その頃、壁は今の王宮の状況を

信に教えていた。

 

王宮で一番の権力を持つ呂不韋は

現在隣国の魏国を攻めていて、

都を不在にしている。

 

しかし、成蟜の反乱を報せは

何度も出しているので

数日中に呂不韋が大群を引き連れて

王宮へ戻り、成蟜一派を壊滅させる

だろうと壁は考えていた。

 

そこへムタから情報を聞いた河了貂が

駆け込んできて、呂不韋は遠征先から

帰るつもりが無いことを告げる。

 

政も昌文君も薄々感づいていたが

呂不韋は今回の反乱を敢えて見過ごし、

政を殺した成蟜と竭氏を逆賊に仕立て

大義名分をかかげた上で秦国の全権を

掌握しようと企てていた。

 

信は政には昌文君以外誰一人

味方がいないという絶望的な状況を知り、

何か作戦はないのかと攻め立てる。

 

昌文君は現時点で立場の弱い政に

協力しようという勢力は一切ないため、

自力で反乱を鎮める以外に手はないと

半ば諦めの姿勢を見せる。

 

しかし、山民族の出で立ちをした

河了貂を見て、秦国の西に広がる

山の民の存在を思い出す。

 

政も避暑地についた時から

その事を考えていて、

ダメ元で山の民の王に会いに行き、

協力を請うことを決める。

 

 

馬酒兵三百

f:id:ttt888k:20180712033309p:plain

 

政たち一行は山の王に会うべく

登山を開始していた。

 

しかし、負傷した兵たちばかりのため

行軍が思うように進まず

信は苛立ち始めていた。

 

昌文君もついてこれない兵士たちは

避暑地で待つよう非常の決断をする。

 

壁は万一の時に戦える兵は

一人でも多いほうがいいので

兵を引き換えさせるのは得策ではない

と進言する。

 

そこで信は初めて山の民の

恐ろしさについて話を聞く。

 

穆公の時代に秦国が大国の晋に

攻め込まれた際、山の民は

穆公を助けるべく三百人の戦士を

援護として送り込んだ。

 

しかし、山の民の戦い方は

味方されている秦国でさえも

戦慄するほど凶暴なものだった。

 

その時の山の民の戦士たちは

穆公の馬と酒へのお礼という意味で

馬酒兵と呼ばれた。

 

山の民は義理には厚いが

恐ろしい戦闘民族である側面があり

穆公の時代から一切の交流がない

という事からも敵と見なされれば

殺される可能性がある。

 

壁はそれを示唆してできるだけ

兵たちを残しておきたいと考えた。

 

そんな話をしながら行軍する

政たち一行を山の上から

山の民たちが見下ろしていた。

 

 

遭遇

f:id:ttt888k:20180712115750p:plain

 

政たちはさらに行軍を続け

深い山の中に差し掛かっていた。

 

ついてこれない兵士たちを

引き換えさせていても時間が立てば

新たに脱落者が出てしまう状況で

昌文君でさえも老いのためか

限界が近づいていた。

 

そんな中、信はなぜお坊ちゃんの政が

楽々山道を進み、第一の刺客の首を

一瞬で跳ねるような芸当ができたのか

素性について考えを巡らせていた。

 

一行が少し開けた道に差し掛かった時

無数の山の民が現れ、

政たちを取り囲んだ。

 

驚く河了貂と急いで陣形を組もうと

指揮をする昌文君を黙らせるよう

政が冷静に「騒ぐな」と声をかける。

 

相手がその気ならすでに

攻撃されていると分析する政の前に

一人の山の民が近づく。

 

カタコトだが信たちと同じ言葉で

山へ侵入した際の警告を発する。

 

同時に山の民の王は政が

会いに来た事を知っていると告げ

政についてくるよう指示する。

 

信は話が早いと一緒に

ついていこうとするが、

山の民の男によって

投げ飛ばされてしまう。

 

山の王に会えるのは政一人で

それ以外の者はすぐに山を

下りなければ全員殺すと警告する。

 

 

託す思い

f:id:ttt888k:20180712133141p:plain

 

昌文君は政一人で行かせられないと

山の民に食い下がる。

 

しかし、王に会えるのは政だけと

頑として受け入れない姿勢を示す。

 

巨漢な山の民が政に近づき

連行しようと手を伸ばすと

信が横から割って入り

巨漢の男を殴り飛ばしてしまう。

 

山の民たちは一気に殺気立ち、

信も抜刀して応戦の構えを見せる。

 

両軍が激突しようというその時、

政が大声で両軍を静止した。

 

政は双方に剣を収めるよう言い、

山の民の申し出通り自分一人で

王に会いに行くことを了承する。

 

昌文君は考え直すよう説得するが

王命によって全員下山するよう

言い渡されてしまう。

 

信は政の剣であるため、

自分も置いていくのかと

政に問いかける。

 

政は話し合いに剣は必要ないと

返答した上で勝手にしろ

と付け加える。

 

政は山の民に連れて行かれ、

残された昌文君の配下と信たちは

政の事を気にかける。

 

信は政が殺されるだろうと

予想を口に出す。

 

すると昌文君が信に近づき

顔面めがけて剣を振り下ろす。

 

信は驚きながらも身を翻し、

なおも襲いかかってくる昌文君に

剣で応戦する。

 

昌文君が足を負傷していることを

見抜いていた信はスキをついて

負傷した箇所に蹴りを入れる。

 

昌文君はその場にうずくまり

痛みと葛藤をこらえて

信に政を追うよう頼み込む。

 

負傷した自分よりも信の方が

政の役に立てると見込んだ上で

信の実力を測るために昌文君は

剣を振るった。

 

信ももともと時間を空けて

政を追うつもりだったと話し、

出立の準備をする。

 

河了貂も信と一緒に行くことを決め

二人で山の奥へと進もうと

昌文君に背を向ける。

 

昌文君はそこで初めて漂の事は

すまなかったと詫びを入れ

その上で政の事を頼むと壁に

連れられ下山していった。

 

信は複雑な表情をしながらも

短く「おう」とだけ返した。

 

 

驚愕の世界

f:id:ttt888k:20180712135218p:plain

 

信と河了貂は政を追って

断崖絶壁を登っていた。

 

信が踏み外した岩肌から

小粒の石つぶてが降り注ぎ、

それが信たちの下にいる壁に

襲いかかった。

 

信はなぜ壁がついてきたのか

と尋ねると昌文君の命令で

信たちだけでは不安だからと

ついてきたと言う。

 

しかし、あまりにも登るのが遅い

壁に向かって信は置いていくぞと

声をかける。

 

壁は奮起し、身に付けていた

甲冑を脱ぎ捨てると、

軽装となって岩山を登り始める。

 

政と山の民はさらに上の方から

三人が登ってくるのを見ていた。

 

山の民の一人が政に面白い配下を

持っていると称賛の言葉を送り、

山の言葉で戦士たちに何かしらの

命令を下す。

 

夜になり信たち3人は野営をし

体を休めていた。

 

河了貂はどうやって3人で政を

助けるのかと信に問う。

 

信は山の民の独特の格好を真似れば

仲間として接近できると提案する。

 

河了貂は変な格好をしたくないと

自身の格好を差し置いて答える。

 

それに対し信は山の民たちが

河了貂の格好を見ても何も

反応を示さなかったことを振り返る。

 

壁は山の民にも多数の種類がいるので

河了貂の祖先と今回の民族とは

種族が違うのではないかと分析する。

 

そして生活水準の低い山の民の集落は

スカスカで侵入が楽であると予想し

信の作戦は有効であると判断する。

 

信は政たち一行の足跡を

見失わないようにしようと

注意をうながす。

 

河了貂はそう話す信の背後に

複数の山の民の姿を見て

顔面を蒼白にさせる。

 

翌朝、信たちは山の民たちに

連行されていた。

 

壁はすぐに殺さなかったことから

山の王の所へ連れて行かれるの

だろうと予想する。

 

そして人がギリギリ通れるくらいの

断崖に差し掛かったところで

山の民の集落が目に入る。

 

それを見た3人は驚きで

声を失ってしまう。

 

断崖に作られた住居や建物は

どれも立派で簡素な集落とは

呼べない程しっかりとした

作りをしていた。

 

立派な山の民の王国に

あっけにとられながら

三人は奥へと連れ去られていった。

 

ー2巻完ー

 

<<3巻へ       1巻へ>>

 

ー書籍版ー

キングダム 2 (ヤングジャンプコミックス)

新品価格
¥545から
(2018/7/31 22:28時点)

ーKindle版ー 

キングダム 2 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)