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キングダム6巻

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目次

 

軍編成

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信たちの第4隊は戦場に到着すると

すでに始まっていた戦の凄まじさに

息を呑む。

 

千人将の縛虎申は歩兵たちに

整列するよう命令する。

 

しかし、第4隊は合流地点が

滎陽城から蛇甘平原に変わった

ことしか聞かされておらず、

また当初は攻城戦と聞いていたが

平原で戦っている事も理解が

できていなかった。

 

そのため、ある者が代表して

状況の説明を求めるが

縛虎申は命令に従っていればいいと

切り伏せてしまう。

 

それを見ていた壁は縛虎申に近寄り

むやみに兵を傷つけないよう注意する。

 

縛虎申は壁が新参者の千人将であるため

侮って聞く耳を持たない。

 

そこに壁の幼馴染であり、

同じく千人将の尚鹿が近寄ってきて

二人の仲裁に入る。

 

壁は自ら歩兵に状況を説明し、

眼の前にある丘を獲ることが

目的であると告げる。

 

そのため、今いる場所が戦場であり

すぐに戦闘の準備をするよう促すと

同時に兵を鼓舞して勢いをつける。

 

それを見ていた尚鹿は短い間に

壁が大きく成長した事に気づき

噂として聞いていた成蟜の反乱で

自信をつけたのかと尋ねる。

 

壁は逆に自分の無力さを痛感した

と答え、このままでは王を

支える事はできないと気づく。

 

反乱鎮圧後、昌文君と話し合い

昌文君は文官の極みである丞相へ

壁は武官の極みである大将軍に

なることを目標として掲げる。

 

それから部隊の編成が始まり、

それぞれの伍が各千人将に

振り分けられていく。

 

信たちはちょうど壁か縛虎申の

どちらかに編成されそうで、

尾兄弟は壁の下につきたいと願う。

 

しかし、願いも虚しく縛虎申の

部隊に編成されてしまう。

 

信たちは他の歩兵から

縛虎申は特攻好きのイカレた将で、

縛虎申隊は毎回大勢の死者を

出していると聞く。

 

隊の編成が終わると縛虎申は

早速部隊を整列させる。

 

信たちは最前列に配置され

これから始まる激しい死闘に

身を投げ入れようとしていた。

 

 

五身一体

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信たちは最前列で戦場を見ていた。

 

戦はすでに始まっていて、

眼の前で大勢が死んでいく。

 

そんな光景を目にした尾平は

極度の緊張から嘔吐してしまう。

 

魏国の副将である宮元は

丘の上から到着したばかりの

秦国の援軍が突撃してくる様を

眺めていた。

 

宮元はこの突撃を無謀と見ており、

麃公を侮りながら秦国の援軍に

対処するため部隊を動かす。

 

 

信たちはもうすぐ始まる戦闘の前に

伍長である澤圭から伍の戦い方を

学んでいた。

 

5人が常に10歩以内の距離にいて

背を向けあって死角を埋める。

 

敵兵1人に対しても5人で攻撃する

という五身一体の戦法である。

 

一通り説明が終わると

号令の旗が振られ突撃が近い事が

知らされる。

 

信は開戦を前に

自身が最前列にいるため、

自分が兵を率いている感覚で

気持ちがいいと感想を述べる。

 

そして空を見て

漂に見ているか

政に待っていろ

と語りかける。

 

次の瞬間、縛虎申の号令によって

開戦の火蓋が切られた。

 

秦国軍の歩兵が魏国軍に向けて

一気に迫ってくる。

 

しかし、魏国軍は突撃を予期して

盾と槍を使った防御の陣形を

敷いていた。

 

最前列は敵兵を乗り越えなければ

後続の味方によって押され

槍で串刺しになるか前後から挟まれて

圧死してしまう。

 

そんな状況の中、信は一人で敵兵に

突っ込んでいき、高く跳ね上がると

盾兵の頭上を越えて敵兵の真っ只中へ

着地する。

 

群がる敵兵を次々と斬り伏せ、

盾兵を内側から撃破する。

 

尾平たちの前にいた盾兵が吹き飛び

そこから信が現れると

信は仲間に向け笑みをこぼした。

 

 

伍の戦い

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秦国軍は信が突破した盾兵の

綻びから攻め入り、

戦場は乱戦に陥っていた。

 

尾平は伍からはぐれてしまい、

戦場で一人きりになる。

 

周囲を見ると大勢の人が殺し合い、

血が霧のように舞い、

糞尿の臭いと人を殺す音が響く

地獄絵図と化していた。

 

そんな中、兄貴と呼ぶ弟の声が

かすかに聞こえる。

 

周囲を見渡すと地面に倒され

今にも剣を突き立てられよう

としている弟の姿があった。

 

尾平は手にしていた槍を構えて

敵兵に向けて突進をする。

 

槍は敵兵の腹部を捉えるが

致命傷には至らず、逆上した敵兵が

自ら刺した槍を尾平に向けて構える。

 

尾平は体が硬直し動けなくなる。

 

しかし、その敵兵の背後から

澤圭が剣を振り下ろし体制を崩す。

 

そして澤圭の合図で尾平、尾到は

続けざまに攻撃を繰り出し

なんとか敵兵1人を討ち取る。

 

澤圭ははぐれてしまった信と羌瘣を

探すべく他の伍に情報をもらう。

 

信はすでに奥へと進んでいるらしく

戦場を何度も経験している歩兵も

信のような兵は見たことがないと

感心する。

 

その頃、信は敵陣の真っ只中で

敵兵を次々斬っていた。

 

しかし、自分が早くも息が

上がってきている事に気づき、

戦場の空気の重さを知る。

 

その後も敵中深く切り込んでいき、

隊長クラスの兵に出くわすと

一刀の元に斬り伏せてしまう。

 

魏国の副将宮元は予想以上に

自軍が押されている事に気づき

秘策を出す準備をさせる。

 

 

戦車隊

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敵の隊長クラスを斬った信は

遠くに見える砂煙と

鳴り響く轟音に眉をひそめる。

 

他の秦国軍の歩兵たちも

敵兵が去っていき、

急に襲ってきた砂煙に疑問を抱く。

 

信は迫ってくる砂煙の中に

敵兵の姿があることを確認する。

 

前方にいた味方が砂煙に飲まれ

吹き飛ばされる姿をみて

信は血相を変える。

 

そして澤圭たち自分の伍へ急ぐと

大声で逃げるよう注意を促す。

 

状況が飲み込めない澤圭たちの前に

突如馬に引きずられた戦車隊が

姿をあらわす。

 

秦国の歩兵は馬に踏み潰されるか

車輪の横に付けられた刃によって

体を木っ端微塵に砕かれるか、

戦車の上にいる兵に斬り殺されるか

いずれかの末路をたどった。

 

澤圭たちはその凄まじさに

動くことができなくなるが

信に助けられ間一髪戦車隊の

一撃を躱すことに成功する。

 

しかし、次々と襲い来る戦車の前に

信は戦い方を考える。

 

その頃、秦国軍本陣では

第4軍の所に敵の戦車隊が投入された

と報告を受けていた。

 

大将の麃公はそれでも援軍を送らず

待機と命を下す。

 

それを聞いた壁は歩兵が全滅する

事を懸念し、麃公の力量を疑う。

 

戦場では戦車隊の第一波が通り過ぎ

続いて第二波が迫ろうとしていた。

 

信は作戦が思い浮かばず

一か八か正面からぶつかる方法で

対処しようとする。

 

すると開戦から行方知らずだった

羌瘣が姿を現し短く策がある

とだけ告げる。

 

 

羌瘣の防壁

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迫りくる戦車隊に澤圭は

羌瘣の言う策の詳細を尋ねる。

 

羌瘣は死体を積んで防壁を

作るという作戦を告げる。

 

尾平はふざけるなと怒るが

澤圭は思案の末、周囲の伍とも

協力して防壁を作る事を決める。

 

大勢で協力して死体を積み、

そこに盾と槍で防御を固めると

戦車隊はそれを避けて進んだ。

 

また、障害物があちこちにあるため

戦車の速度は落ちていて、

戦車の上にいる兵を狙いやすく

なっていた。

 

信は落ちていた槍を手にすると

ジャンプして戦車を操縦する兵に

槍を投げつける。

 

コントロールを失った戦車は

横薙ぎに倒れるが、

信は戦車を引いていた馬が一頭

生き残っているのを目にする。

 

 

一騎打ち

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羌瘣の防壁によって一時は難を逃れた

秦国の第4軍だったが、戦車隊は

防壁のない背後から攻めるべく

旋回を始めていた。

 

歩兵たちはなぜ騎馬隊の

援軍が来ないのかと憤る。

 

すると戦車を引いていた馬に騎馬した

信が現れ、自分の生きる道は自分で

切り開くしかないと諭す。

 

信は自分が戦車隊に突っ込んで

撹乱をするので、できるだけ防壁を

広域に広げて逃げ場を作るよう

指示を出す。

 

そして戦車隊に向けて馬を走らせると

敵兵をひきつけて歩兵たちの

時間を稼ぐ。

 

歩兵たちは防壁を広げるが

完璧には防ぎきれず徐々に犠牲が

増え始める。

 

信はなんとか戦車を倒そうとするが

良い作戦が浮かばない。

 

それを見た羌瘣が戦車そのものを

狙うようアドバイスを出す。

 

そして一台目の戦車が横転したのを

思い出すと、戦車の車輪を見て

一つの作戦を思いつく。

 

信の視界に戦車隊の隊長の姿が入り、

その戦車をめがけて突進していく。

 

戦車と並走し、車輪の横に馬を

走らせると手にしていた槍を

回転する車輪の隙間めがけて

投げ込んだ。

 

次の瞬間、戦車は天高くに

舞い上がっていた。

 

自転車のタイヤに傘を

差し込むように車輪の回転を

急に止める事で戦車を吹き飛ばす

という作戦だった。

 

戦車長は体を空中に投げ出されると

地面に着地する前に信によって

首を刎ねられてしまった。

 

 

嗅覚

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壁は大将である麃公の意図が読めず、

困惑していた。

 

戦車隊によって第4軍は壊滅状態に

あるが、それでも援軍を送らずに

静観を続けていたからである。

 

そして縛虎申に麃公とはそれほど

信用できる将なのかと問う。

 

縛虎申は麃公ほど戦に強い将を

知らないと答える。

 

戦場では信が次々と戦車隊を

葬っていた。

 

離れた戦場に行くと

まだ生き残っている兵士たちは多く

信は他の隊が全滅していない事を知る。

 

そこで隊長のフリをして

歩兵に号令をかけ、

自分の元いた戦場へ向かい、

他の兵と合流するよう指示を出す。

 

その頃、戦場全体では

魏国の戦車隊が猛威を振るい

あちこちで秦国軍が破られていた。

 

信たちが破った戦車隊は

極々一部に過ぎず、敵の副将宮元も

信たちの抵抗を認識していなかった。

 

しかし、秦国大将の麃公は

その小さな抵抗を見逃さなかった。

 

戦車隊を蹴散らした信たちの前には

敵の歩兵の大軍が迫っていたが、

麃公は第4軍の騎馬隊に指示を出し

魏国の歩兵を攻撃させる。

 

秦国の騎馬隊は一気に敵の歩兵を

蹴散らすと信たち歩兵の残党と

合流を果たす。

 

縛虎申は麃公を動かしたのが

信たち歩兵の残党であると見抜き、

開戦当初から10分の1にまで減った

歩兵を再編成する。

 

そして休む間もなく丘にいる

副将の宮元の首を獲るために

突撃体制の命令を下す。

 

 

騎馬隊怒涛

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縛虎申の号令によって

再び死地に飛び込むことになった

信たち第4軍の歩兵たち。

 

敵の歩兵の中央を突撃して

敵将の元へ迫るという

過酷な作戦を強いられる。

 

羌瘣は敵兵が丘を下っているので

それに逆行するのは過酷ではあるが

敵の切り結ぶ時間は短いと分析する。

 

ただ、立ち止まると敵兵に囲まれて

やられてしまうので、止まらずに

走り続ける必要があると説明する。

 

それを聞いていた信は開戦前は

無口だった羌瘣がよく喋るように

なっている事を指摘する。

 

こんな所で死ぬわけにはいかない

と羌瘣は答えると信は羌瘣への

認識を改める。

 

宮元は騎馬隊が秦国軍の

最後の刃と見て、徹底的に

叩き潰そうとする。

 

麃公は第1、2軍の騎馬隊も

第4軍の騎馬隊に向かわせるよう

指示を出す。

 

第4軍の騎馬隊は縛虎申の号令で

魏国兵の中を突き進んでいた。

 

それを見ていた壁隊も

縛虎申隊の援護に周る。

 

縛虎申隊の歩兵たちは

騎馬の後ろに続いて敵兵の

突破を図っていた。

 

しかし、騎馬隊の歩速に

ついていけず息が切れて

脱落するものが出始めていた。

 

そんな中、尾平が死体に躓いて

転んでしまう。

 

群がる敵兵の中に置き去りに

される尾平だったが、

羌瘣が助けに入り一太刀で

周囲の兵を全滅させる。

 

初めて見る羌瘣の圧倒的な強さに

信たちはただ驚くしかなかった。

 

 

栄誉と恩賞

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転んだ尾平を救出した信たちの伍は

縛虎申に追いつくべく進軍を再開する。

 

先頭を行く縛虎申は周囲の諌めも

聞かずに1騎で先行する。

 

魏国兵の勢いは強くなり、

徐々に道が狭くなっていくと

兵士たちも次々と殺られていく。

 

それでも縛虎申は止まらずに

勝利のために全て投げ出す覚悟で

敵兵の中を突き進む。

 

魏国兵は秦国の主力である騎馬隊が

一箇所に固まり、魏国の主力である

戦車隊も歩兵の殲滅から戻った事と

歩兵の数の差が大きい事から

自軍の勝利を確信する。

 

宮元も呉慶と麃公の将としての

力量が違いすぎると自軍の

勝利は時間の問題と分析する。

 

その頃、砂塵に包まれた丘の中腹には

魏国の歩兵を突破した縛虎申隊の

姿があった。

 

多くの犠牲を出し、残った兵は

46人程しかいなかった。

 

ただ、敵兵には気づかれておらず

宮元の首はすぐそこに迫っていた。

 

縛虎申は最後にもう一働きを

するよう各兵に命令を下す。

 

兵たちは限界を越えていたが、

丘の上にいるのは魏国の高級武官で

一人一人の首の値打ちが高い事を

説明すると、生き延びれば普段の

10倍の恩賞を約束すると告げる。

 

その言葉に兵たちも奮起する。

 

続けて縛虎申は騎馬したままの

信に一緒に戦闘を走るよう命令する。

 

信は自分の伍を心配するが、

尾平たちに大きな武功を上げろと

諭されると羌瘣に後の事を頼み

前線の兵に加わる。

 

縛虎申は砂塵の厚さと岩山の

起伏を使うことでギリギリまで

敵兵に気づかれずに接近

できると考える。

 

そして、他の兵たちに気配を消して

進軍させるよう命令する。

 

それを見ていた信は将になるには

腕っぷしだけでなく頭も

必要な事を学ぶ。

 

縛虎申は信に対し

でかい手柄が欲しいかと尋ねる。

 

もちろんと答える信に

振り返らずにひたすら切り進むよう

指示を出す。

 

そして敵将の首をめがけて

進軍を開始した。

 

 

肉迫

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丘の中腹に布陣していた魏国兵は

戦の勝敗は決したと油断していた。

 

そこに縛虎申隊が強襲し、

魏国兵たちは混乱する。

 

信は予想より敵兵が多いと感じるが

縛虎申は突破が目的なので

一人10人も切れば抜けられると

説明する。

 

丘の頂上に布陣する宮元は

兵からの報告で中腹の部隊が

秦国軍と戦っている事を知る。

 

そして配下の黄離弦を呼ぶと

得意の弓で登ってくる敵兵を

射抜くよう準備をさせる。

 

縛虎申隊は中腹を抜けると

頂上めがけて駆け上がる。

 

縛虎申は騎馬は全力疾走し、

歩兵は敵兵の中においていく

という非常の決断をする。

 

信はその決定に戸惑うが

縛虎申は勝利のためと答える。

 

そして歩兵たちよりも先陣を行く

自分たちの方がより過酷な道が

待っていると注意を促す。

 

その言葉の通り、頂上を目前にして

上から敵の矢が降り注ぐ。

 

縛虎申隊の騎馬は次々と倒れ、

縛虎申にも無数の矢が襲いかかる。

 

信はなんとか食らいつくが、

頂上を前にして縛虎申の胸に

黄離弦の放った矢が突き刺さる。

 

黄離弦は敵将を討ったと思い

陣へ引き返そうとするが

味方の兵に呼び止められる。

 

丘を振り返ると

胸を射抜かれながらも笑いながら

駆け上がる縛虎申の姿があった。

 

黄離弦は再び矢を構えると

頭を撃ち抜こうと狙いを定める。

 

弓を引き絞ったところで

その射線上に信が突っ込んできた。

 

 

奇蹟

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弓を構えた黄離弦は割って入った

騎馬兵が少年であることに驚く。

 

秦国軍の兵不足を憐れみながらも

信に狙いを定めて弓を放つ。

 

しかし、放った矢は剣で弾かれ

黄離弦は驚愕する。

 

魏国兵は口々にまぐれと言うが

黄離弦は信がしっかりと矢を見て

弾いている事に気づく。

 

ただ、距離が近づけば近づくほど

体感速度も増すため、

何度も弾くことができないと考え

再び矢を構え直す。

 

信はあと2回矢を防げば

懐に飛び込めると計算し

2射目の矢もギリギリのところで

剣で弾き飛ばす。

 

魏国兵は驚き、弓兵の一斉掃射で

信を始末しようとするが、

黄離弦はそれを制し、自ら仕留めると

再び矢を構える。

 

信は最後の矢を防げば剣が届くと考え

次の1射に集中する。

 

しかし、最後の1射は信ではなく

信の乗る馬に向けられ、

馬は額を撃ち抜かれてしまう。

 

前方に倒れ込もうとする馬だったが

最後の一歩を力強く踏みしめ

前足でジャンプをする。

 

信は黄離弦の眼の前に迫り、

剣でその体を両断する。

 

頂上にいた魏国兵は予期せぬ事態に

恐怖を抱く。

 

宮元も全く予期していなかった事態に

なぜこうなったのかを考えていた。

 

しかし、その理解が追いつく前に

縛虎申が宮元の前に到達する。

 

信も敵兵を突破して

縛虎申の元へたどり着く。

 

信は額を撃ち抜かれながらも

ここまで運んでくれた馬に

お詫びと感謝を告げる。

 

縛虎申は命が尽きてからも

馬を前進させたのは信の力であり

良い軍馬は主のために死力を

尽くすものだと説明する。

 

そう言うと縛虎申の馬も力尽き

その場に崩れ落ちてしまう。

 

縛虎申は良い軍馬の主になれたなら

悲しみではなく誇りで送れと言うと

馬の頭をなで立ち上がる。

 

宮元はそんな二人の姿を見て

たどり着いたのは奇蹟であり、

運頼みの戦をしたために多くの兵を

犬死させたと罵る。

 

縛虎申は犬死ではなく

自分が死んでいった兵の骸の橋を

渡ってここまで来たと説明する。

 

宮元はたどり着いただけでは

意味がなく、丘を奪えなければ

結局兵は無駄死にであると言うと

手にした剣で縛虎申の胸を突き刺す。

 

信はその光景に驚くが、

縛虎申は絶命しておらず

宮元の頭を抑えると

その首に剣を突き立てた。

 

ー6巻完ー

 

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