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キングダム8巻

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目次

 

過去

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政は伽に呼んだ向という宮女に

自身の過去を話し始める。

 

宮女たちが噂をしていたヒカという

商人はシカという名で実在する人物で

政の生い立ちに深く関わっていた。

 

政は秦国に隣接する大国の趙で生まれた。

 

しかし、その生まれる数ヶ月前に

趙と秦は大きな戦をしていた。

 

長平の戦いと呼ばれたその戦は

秦国側の勝利に終わるが、

総大将である白起は投降した

趙国兵40万人を食料の問題と反乱の

危険性から生き埋めにしてしまう。

 

趙国人はこの一件をきっかけに

秦国人に大きな恨みを抱く。

 

戦から9年経過した趙国の首都

邯鄲ではある計画が水面下で

行われようとしていた。

 

秦国人である道剣は趙の商人と

その計画を進めるための話をしていた。

 

商人は道剣が計画の詳細を話さないため

引き受けられないと言う。

 

道剣は商人の態度に苛立つが

商人は道剣が秦国人であることをバラせば

一瞬で街中の人間が襲いかかると脅す。

 

そこへ商人の仲間である一人の女が

近寄ってくる。

 

名を紫夏(シカ)と良い商人たちの

頭をしている。

 

紫夏が話に割って入ると部下である

江彰は道剣が人を運ぶ仕事としか

教えないために話に乗るかを

決めかねていると答える。

 

すると紫夏は自分が知っている情報を

江彰たちに話し始める。

 

先日秦王が死んだこと

次の王には太子である安国君がなり、

太子には子楚という人物がなること。

 

それを聞いた道剣は王宮内でも

まだ一部の人物しか知らない情報を

知っている紫夏に驚く。

 

子楚という人物は7年前まで

人質として趙国で生活をしていた

秦国の王族であった。

 

それを趙国の大商人であった呂不韋が

大金をつぎ込んで趙国を脱出させ

秦国に送り返していた。

 

子楚が太子になることで大恩人である

呂不韋は今後取り立てられるだろうと

予想されていた。

 

しかし、子楚には趙国の舞妓に産ませた

政という子供がいて、その子はまだ

趙国で生活をしていると言う。

 

江彰はこれらの情報から推理をすると

今回道剣たちが運ぼうとしてる人物は

子楚の子であり、次の太子になるであろう

政であると予想する。

 

黙って話を聞いていた江彰の仲間である

亜門はその話の大きさに驚く。

 

すでに情報が知られているため

道剣も正直に答え、再度協力を要請する。

 

しかし、紫夏は自分は商人であるため

先に商品である政にあって

運ぶ品を確認したいと申し出る。

 

王族を品物呼ばわりされた道剣は怒り、

亜門はそれに反抗する。

 

その時、道剣たちのすぐ脇で

何かが割れる音がすると町人たちが

一人の子供を追いかけ始める。

 

町人たちは口々に殺せと叫ぶと

その子供を政という名で呼んだ。

 

 

闇商

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町人は子供が食い物を盗んだことに

怒り狂っていた。

 

その子供は「呪われた秦のクソ」と呼ばれ

政という名で呼ばれていた。

 

その騒ぎを見ていた紫夏たちは

先ごろまで話していた秦国の王族の政が

貧しいコソ泥の風貌をしている事に驚く。

 

すると一人の町人が長平の戦いで

父と兄を失ったという理由で自分に

やらせてほしいと歩み出る。

 

木の棒を持って政に襲いかかる町人だったが

政は飛び膝蹴りを相手の顔面に叩き込む。

 

それを見た町人たちは大勢で

政に襲いかかる。

 

政も落ちていた木の棒で応戦するが

あまりの数に叩きのめされ

一方的に袋たたきにあってしまう。

 

それを見ていた道剣たちは

政を助けようと剣に手をかけるが

紫夏は騒ぎが大きくなるだけと諌める。

 

政は人質であり町人たちも

殺すことはできないと説明すると

道剣たちは成り行きを黙って

見守るしかなかった。

 

町人たちは代わる代わる政に

暴力を振るうが、それでも収まりの

つかない町人が剣を片手に

腕を切り落とそうとする。

 

それを見ていた紫夏は町人に

止めるよう注意を促す。

 

そのスキに政は立ち上がると

走り去ろうとする。

 

町人は政に紫夏に礼を言えと叫ぶが

政は一度振り返り一瞥しただけで

無言のまま立ち去ってしまう。

 

その後、亜門は政の身辺を探り

政とその母は子楚が趙国を去った

7年前から仕送りが途絶え、

生活に窮しているという情報を得る。

 

政の母は趙国人であるが、

政を産んだことで恨まれ

まともに働くこともできず娼婦として

日銭を稼いでいるという。

 

この情報を受けて、江彰はこの仕事は

受けないほうがいいと判断する。

 

秦王の死が知られるのは時間の問題で

超王がそれを知れば趙国人に深い恨みを

持つ政が王になるのを避けるために

政を暗殺するだろうと予想する。

 

その政が姿を消せば超王は必ず

国中の門を閉ざして捜索を開始し、

政の脱出に加担していることがバレれば

自分たちの命も危ないので今回の話は

断ろうと紫夏に促す。

 

紫夏は何も答えなかった。

 

江彰と亜門は再び道剣に会うと

話を受けられないという旨を伝える。

 

その頃、紫夏は夜の街を歩いていた。

 

そこで道端に寝転んで月を眺める

政の姿を目にする。

 

紫夏は政に近づくと

月が嫌いかと尋ねる。

 

政が答えるより先に自分も昔は

月が嫌いだったと語り始める。

 

苦しみのどん底で見上げる月は

いつも以上に美しく輝いていて

自分をあざけり笑っているように

映るためと話す。

 

続けて紫夏を育てた養父が

月は自分を笑っているのではなく

挫けぬよう自分を励ましていると

教えてくれたと言う。

 

すると政は街で助けてくれた事と

月の秘密を教えてくれた事に

礼を述べた。

 

それから数日後、政が家に帰ると

そこには道剣たちが待っていた。

 

道剣は政に事の次第を告げ、

秦国に帰れると説明する。

 

しかし、それを聞いた政は頭を

抑えるとそのまま気絶してしまう。

 

焦った道剣は急いで政を馬車に

乗せるとすぐに出立しようとする。

 

それを遠くから見ていた紫夏たちは

道剣が自身と部下たちだけで政を

脱出させようとしている事に気づく。

 

江彰は邯鄲から出ることもできない

と予想するが、紫夏は黙ったまま

何も答えない。

 

江彰は迷っているのかと尋ねると

紫夏は自分たちの過去の話をする。

 

紫夏たち3人は孤児であり、

幼き日に偶然通りがかった行商の紫啓に

拾われて生き延びられたと語る。

 

そんな自分たちの目の前には

自分たちが手を差し伸べなければ

殺されてしまう子供がいる。

 

自分たちがすべきことは明白だ

と答えると道剣たちに合流し

仕事を引き受ける事を告げる。

 

 

関所抜け

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馬車に揺られていた政は悪夢を見て

目を覚ます。

 

紫夏は政が趙国を脱するには

5つの関門を抜けなければならない

と状況を説明する。

 

そして1つ目の関門に差し掛かると

政を空の俵に隠れるよう指示する。

 

関門の前には取り調べを受けて

打首にされた人間の首が並び

易易と通過することができないことを

物語っていた。

 

しかし、紫夏は門番に近づき

「毎度」とだけ声をかける。

 

門番は「オウ」と返事をすると

何の取り調べもせずに通してしまう。

 

道剣とその部下はそのやり取りに

驚くばかりだった。

 

紫夏は闇商であり、普段から違法な

物を運んでいるため、日頃から門番への

根回しをしていると話す。

 

亜門は全ての闇商が同じく関門を

素通りできるわけではなく紫夏だからこそ

できると付け加える。

 

その言葉を聞いた道剣は今回の作戦に際し

呂不韋が紫夏を推薦したことに納得する。

 

道剣の部下は俵を開けて政の様子を

確認するが、政は再び気絶していた。

 

亜門は緊張しすぎて気絶したのだろうと

推測するが紫夏は政の身を心配する。

 

そして夜になった頃、政がうなされ

急に目を覚ます。

 

紫夏は政の様子がおかしいことに

心配を募らせるが、道剣はひとまず

趙国を脱することと言い取り合わない。

 

続いて第二の関門に差し掛かると

そこの門番は紫夏に気があり、

少しお茶でも飲んでいくよう促す。

 

紫夏は困りながらも申し出を断るが

門番は尚も食い下がる。

 

そんなやり取りをしていると

関門を守る兵が弓の試し打ちのために

紫夏たちの運ぶ荷物に向け矢を放つ。

 

矢は政の入った俵に刺さり、

それを見た紫夏は兵士を怒鳴りつけると

門番もその剣幕に押され矢を放った兵を

叱りつけると紫夏を素通りさせる。

 

紫夏は門を抜けると血の滴う俵を見て

うめき声一つ聞こえない状況に

政にもしもの事がおきたのでと懸念する。

 

俵を開けると政の左腕には矢が刺さり

鏃は腕を貫通していた。

 

政は気絶しておらず、

道剣は一切声を発しなかったことに

賛辞を送る。

 

しかし、紫夏は腕を射抜かれても泣かず

刺さった矢を抜いても眉一つ動かさない

政の姿に困惑する。

 

 

孤独

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 道中、紫夏は政の身心に

異常が起きている事を感じていた。

 

ある夜、紫夏は再び月を眺めている

政の姿を目にする。

 

紫夏は政に月を見ている政の目が

好きだと告げる。

 

すると政は時々夢と現実の堺が

わからなくなると悩みを打ち明ける。

 

紫夏は自分がいる方を現実と

認識するようにと答える。

 

その後、政たちは無事に

最後の関門まで到達すると

紫夏の顔によって難なく通り抜ける。

 

政たちが関門を抜けたすぐ後に

邯鄲から異常を報せる狼煙が上がり

門は閉ざされてしまう。

 

道剣たちは間一髪門を抜けられた事を

喜ぶが、紫夏はこれから政を捜索するため

騎馬隊が追いかけてくると懸念する。

 

紫夏は荷物を軽くすると全速力で

迎えの軍が待つ合流地に向けて走り出す。

 

道剣は道すがら紫夏に感謝を述べ、

紫夏は政にもうすぐ帰れると声をかける。

 

しかし、政は急に頭を抑えると

突然苦しみ始める。

 

政はこれまで趙国人や自身の母に恨まれ

虐待を受けてきた経験から、秦国へ帰り

王になることや幸せに暮らすことが

信じられなかった。

 

もう一人の自分迫ってくる幻覚を見た政は

逃げるように馬車を飛び降りて林の中へと

走り去ってしまう。

 

それを見た紫夏は馬車を止めさせると

自ら政を追って行く。

 

紫夏は政に追いつくが、政は近寄るなと

声を荒げ、自分は秦国には帰れない

理由がある叫ぶ。

 

そして落ちていた木の枝を握るを

自分の腕を突き刺してしまう。

 

紫夏は驚くが、政は痛みを感じず

臭いも味も暑さも寒さも感じない

事を打ち明ける。

 

物心ついた頃から趙国人の恨みを

一身に受け、生きることに絶望した政は

自分が壊れてしまっているため

王にはなれないと説明する。

 

紫夏は政を憐れみ涙を流すと

自分が王にしてみせると答える。

 

初めて二人で月を見た夜に

その美しさに一緒に感動した事を話すと

政に一緒に秦国へ帰ろうと促す。

 

 

亡霊

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紫夏は政に一緒に帰ろうと

手を差し伸べる。

 

政はその手を取ろうとするが

激しい頭痛に襲われると

再び幻覚が見え始める。

 

政は紫夏に亡霊が迫っているので

自分から離れるよう説明するが、

紫夏はまやかしであると一喝する。

 

そして政を優しく抱きしめると

政は現実に引き戻され

気を失ってしまう。

 

紫夏は政を連れて馬車に戻ると

再び全速力で合流地を目指す。

 

しかし、その背後には砂煙が上がり

趙国の騎馬隊が間近に迫っていた。

 

紫夏は戦いながらの逃走になると

予想し、全員に武器の準備をさせる。

 

亜門と江彰は合流地が国境の向こうに

あることから騎馬隊から逃げることは

難しいと予測する。

 

そして二人は昔決めた

三人の中で一番最後に死ぬのは

紫夏であるという約束を口にする。

 

それから暫く走ると

道剣の部下に一本の槍が飛来し

その胸に突き刺さる。

 

側面の崖上に趙国兵が現れると

政の乗る馬車に向けて襲いかかる。

 

政のそばにいた紫夏に

敵の刃が届きそうになると

亜門が御す馬車が割って入り

敵騎馬隊を退ける。

 

そして亜門は紫夏に短く別れを告げると

わざと馬車を横薙ぎに倒して

敵兵を巻き込みながら転がっていく。

 

敵兵と共に遥か後方へと消えた亜門に

紫夏は涙を流す。

 

 

訣別

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政は夢の中で紫夏ともう一人の

自分に手を引かれていた。

 

もう一人の自分は深い海の底へ

政を連れて行こうとする。

 

しかし、政の心にはもう迷いは

なくなっていた。

紫夏に掴まれた力強い腕に従い

王になる道を選択する。

 

するともう一人の自分は

深い海の底へと沈んでいった。

 

夢から目覚めた政は紫夏の腕に

矢が刺さっている事に驚く。

 

後ろを見ると敵兵が間近に迫り

道剣は馬車の上から弓矢で

応戦していた。

 

江彰も腕に傷を負いながら

弓矢で応戦していた。

 

政は道剣に合流地点まで

どのくらいかかるのかを尋ねる。

 

道剣は二刻はかかるが

迫りくる敵兵を前に半刻

持ちこたえるのも難しいと答える。

 

政は全員の戦意が下がっている事を

見抜くと諦めるなと一喝する。

 

政の変貌振りに驚く江彰と道剣だが

その言葉に奮起し再び反撃を

開始する。

 

道剣の連射に騎馬隊の一部が

崩れるが、趙国軍は狙いを

道剣に絞り一斉に矢を浴びせる。

 

道剣の胸には無数の矢が刺さり

政に許しを請いながら

馬車から落ちてしまう。

 

政を守るのは紫夏と江彰の

二人となり窮地に立たされるが

紫夏は自分たちの前方から

砂煙が上がっている事に気がつく。

 

秦国の迎えの軍が迫ってきている

事を悟ると最後まであきらめずに

政を送り届けようと決心する。

 

そして政に馬車を御すよう頼むと

自身は弓を持って敵兵を

迎撃する準備をする。

 

政も前方の砂煙に気づくが

次の瞬間、江彰の胸に敵兵の矢が

突き刺さる。

 

江彰は絶命する間際に

紫夏に一秒でも長く生きろと声をかけ

馬を反転させて敵兵一騎を道連れに

この世を去った。

 

 

別離

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紫夏は江彰と亜門を巻き込んだ

事に後悔しながらも自分もすぐに

後を追うと決めると敵兵に向け

弓を構える。

 

紫夏の矢は次々敵兵を射るが

敵将の放った矢が紫夏の

手のひらを貫く。

 

倒れ込む音に政は心配をするが

紫夏は見るなと言うと

手のひらに刺さった矢を引き抜き

そのまま敵兵に向けて射返す。

 

痛みで照準がそれ矢は

明後日の方へ飛んでいく。

 

趙国兵も秦国軍が迫っている事に

気づき、遊びは終わりにして

本格的に政を捕らえようとする。

 

紫夏は弓を置いて剣を取ると

近づいてくる騎馬隊に向け

剣を振るう。

 

そして政に向けて自分が子供の

頃に赤の他人に命がけで助けられた

と語る。

 

紫夏を助けた恩人は別の人間を

救おうとして死んでしまうが、

死の間際に恩恵は次の者へ

注ぐようにように教えられたと話す。

 

紫夏の胸には矢が刺さり

瀕死の状態になるが、

政を殺させないという一心で

再び立ち上がる。

 

敵兵は政の乗る馬車へと

飛び移っていたが、

剣を握り直した紫夏によって

斬り伏せられる。

 

趙国兵は前方に秦国軍の騎馬隊が

見えた事で焦りだし、紫夏ではなく

直接政を狙うよう指示を出す。

 

昌文君の率いる騎馬隊が

政の目前に迫ると政は後ろを振り返り

紫夏の様子を伺う。

 

そこには全身串刺しとなり

身を挺して矢と槍から政を守る

紫夏の姿があった。

 

趙国兵が撃退されると止まった

馬車の上で政は紫夏に声をかけ、

秦国に帰れる事と王になれる事に

感謝を述べる。

 

紫夏は政ほど辛い思いをして

王になる人はいないと話すと

だからこそ誰よりも偉大な王に

なれると政を励ます。

 

最後に政の顔を間近で確認し

憑き物が落ちたことを確認すると

安堵しながら息絶える。

 

政は涙を流し、昌文君ら秦国兵は

紫夏に畏敬の念を示した。

 

 

百将

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向に過去を語った政は

最後に国境を越えた後に

自分の体に痛みが戻ったと話す。

 

政は紫夏の話をしたのは初めてで

他人に話すことは一生ないと

思っていたと話す。

 

政は向との出会いによって

自分の中でも何かが

変わり始めているのかも

しれないと感じ始める。

 

魏国との戦から帰った信は

河了貂と共に甲冑を買うために

市を訪れていた。

 

武具を売っている店を尋ねるが

自分の甲冑が買いたいと言うと

冷やかしと思われ何件も

店を追い出されてしまう。

 

信が茶屋で休憩をしていると

見ない顔と店の店主が

話しかけてくる。

 

信は甲冑を買いに3つ離れた村から

やってきたと言うと

店主は初陣で甲冑を買うやつは

いないと返す。

 

信は初陣は最近終わったというが

最近の魏国との戦では近辺の人は

第4軍として出兵し、大半死んだため

信が出兵した事を信じようとしない。

 

その態度に信は怒って暴れだすと

店に大柄な男が入ってくる。

 

男は田有と呼ばれ店の常連であり、

魏国との戦にも出兵していた。

 

店主は本当の第4軍の英雄が来たと

信に告げるが、田有は信を見て

すぐに騎馬に乗って戦っていた

人物であると気づく。

 

田有の言葉にさすがの店主も信じ

信の周りにはたくさんの客が

見物に駆け寄ってくる。

 

田有は信の活躍ぶりを聞かせると

その武功によって一歩兵から

一気に百将のくらいまで

駆け上がったと周囲に説明する。

 

そして次の戦では信の部隊で

戦いたいと希望を述べる。

 

ひとしきり話した後で

田有は信に市に来た理由を尋ねる。

 

信は本来の目的であった甲冑を

売ってもらえないと話すと

田有は一番良い甲冑を買わせるべく

知り合いの店につれていく。

 

程なくして信は甲冑を手に入れ

帰路につく。

 

その帰り道で同じ伍で戦った

羌瘣に出くわす。

 

その夜、咸陽では昌文君に関わる

政界の協力者相次いで11人も

暗殺されていた。

 

 

蚩尤

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王都咸陽で起きた暗殺事件は

結局15人の死者を出した。

 

昌文君は竭氏の反乱を収めた後

大王一派の権力を高めるために

政界の人物とつながっていたが

関わり人物が次々と殺され

昌文君は大きな痛手を被る。

 

壁は竭氏の残党の仕業と考えるが

昌文君の働きによって反乱の

生き残りは不問となっている。

 

犯人はわからないままだったが

被害を食い止めるために

警護を開始する。

 

その夜もある人物に雇われた

暗殺者集団が一堂に会していた。

 

その集団はそれぞれ部族ごとに

号馬、堅仙、赫力、朱凶、蚩尤と

分類されていて、その中には信と共に

魏国軍と戦った羌瘣の姿があった。

 

羌瘣は蚩尤と呼ばれる幻の一族で

他の一族からも恐れられていた。

 

その頃、昌文君の元に竭氏の配下で

参謀役でもあった肆氏が訪れる。

 

そして文官の戦場について

経験の浅い昌文君に注意を促す。

 

昌文君と壁は肆氏との問答を通じ、

昨晩暗殺された中に王宮の門警備の

責任者が含まれている事に気づくと

他にも王宮関係の人物が多数

殺されている事に気づく。

 

そして本当の狙いが政の命であると

気づいた二人は急ぎ王宮に向け

出発する。

 

王宮では衛兵たちの死体が

あちこちに散らばっていた。

 

暗殺者たちは誰もいなくなった

廊下を悠々と歩いていく。

 

すると二つの人影が目の前に現れ

暗殺者の行く手を阻む。

 

その陰の正体は政を守ろうと

駆けつけた政と河了貂のものだった。

 

 

刺客急襲

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信は剣を抜き暗殺者と対峙する。

 

昌文君は肆氏と共に馬車で

王宮へと向かっていた。

 

その道中で肆氏が信がすでに

王宮に向かっている事を告げる。

 

肆氏が信を知っていることに

昌文君は疑問を抱く。

 

肆氏は反乱の後に失敗の原因を検証し

そこには政を殺すための刺客を破り、

成蟜を守る最後の砦だった左慈をも

破った人物がいることを知る。

 

その人物が信であることを知ると

今回の政に向けられた暗殺者に

対抗する手段として王宮へ

呼び寄せていた。

 

信は一人で九人の刺客を相手に

戦っていた。

 

河了貂は戦を経験して強くなった

信を見て、成蟜の反乱の時とは違い

安心して見ていられるようになった

と感じる。

 

そんな中、信と対峙する暗殺者とは

別の部族が屋根の上から王の寝室の

場所を探っていた。

 

河了貂は屋根の上にいる人影を見ると

信に他にも暗殺者がいることを告げる。

 

信は河了貂に先に政の所へ行くよう

指示を出すと、河了貂は一人で

政のいる寝室へ向けて走り出す。

 

しかし、その途中で他の暗殺者に

出くわすと、捕らえられてしまう。

 

殺されかける河了貂だったが、

そこに羌瘣が姿を現す。

 

 

羌瘣舞う

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河了貂は羌瘣を見ると

信が甲冑を買いに行った帰りに

出会った人物であると確信する。

 

その時に羌瘣は信に王宮に

近づかないよう忠告をしていた。

 

河了貂は肆氏が発した使者が

到着したのは今朝方であり、

羌瘣は昨日の時点で政が狙われる事を

知っていた事を悟ると羌瘣も暗殺者の

一人であると推理する。

 

しかし、羌瘣は暗殺者に対して

河了貂は顔見知りであるため

自分に引き渡すよう命令する。

 

暗殺者は他の部族も一緒に

始末をしようとしていたため

先に羌瘣を殺そうと襲いかかる。

 

自らの拳を武器に戦う暗殺者だったが

羌瘣の剣舞の前にあっという間に

8人を斬ってしまう。

 

信は対峙していた暗殺者を7人斬るが

残りの2人は逃してしまう。

 

政の元へ急ぐ信の前に

他の暗殺者の死体とそれを前に

座り込む河了貂を見つける。

  

信は暗殺者の死体の有様を見て

羌瘣も王宮にいることを確信する。

 

河了貂に羌瘣がどこへ行ったか聞くが

急に姿を消してしまったという。

 

羌瘣の戦い振りを目の当たりにした

河了貂はその強さが異常であると

信に注意を促す。

 

その頃、政は寝室で王宮内の異常を

察知していた。

 

入り口の脇で剣を構えると

勢いよく扉を開けて

扉の前にいた人物に斬りかかる。

 

その人物は政の剣撃を受け止めると

「よっ」と短く挨拶をする。

 

扉の前にいたのは政を守りにきた

信と河了貂だった。

 

ー8巻完ー

 

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