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キングダム9巻

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目次

 

黒幕

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政と久しぶりの再開を果たした

信と河了貂だったが、

挨拶もそこそこに現状について

簡潔に説明をする。

 

政も信たちがいる状況から

刺客が迫っていることを

予測していた。

 

王宮の外では昌文君たちが到着し

あちこちに転がる衛兵の死体を見て

政の身を案ずると共に、今回の暗殺の

首謀者について考えを巡らせる。

 

昌文君はすでに目星をつけていて

最悪の人物であると語る。

 

政たちは一緒に寝ていた宮女の

向と共に王宮内の秘密の通路へと

向かっていた。

 

道中では信が先の蛇甘平原での

戦について自分が見たものを

政に聞かせていた。

 

宮女の向は状況がわからずにいたが

ボロボロの服を来た少年が

大王に向かってタメ口で話し、

お前呼ばわりをしているのを目にして

自分が夢を見ているのではと錯覚する。

 

しかし、政が嬉しそうにしているのを

感じると黙って後をついていく。

 

程なくして秘密の通路へと到着し、

政は鍵のかかった門を開けると

奥へと進んでいく。

 

開けた空間が目の前に現れ

その先にはもう一つの扉があった。

 

政はその扉を開けようとするが、

外側から鍵がかけられていて

開かなかった。

 

その事を訝しむ信だったが、

政は秘密の通路の存在は昌文君さえ

知らないと告げる。

 

通路の存在を知っているのは

父の荘襄王から話を聞いていた政と

荘襄王に仕え、その全てを把握していた

呂不韋しかいなかった。

 

その事から政も今回の一件の首謀者が

呂不韋であると確信する。

 

その事に驚く信たちだったが、

その背後には他の暗殺者たちが

迫っていた。

 

 

千年の名

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政たちが入ってきた扉の前には

複数人の暗殺者が立っていた。

 

河了貂はその中に羌瘣の姿が

あることを確認する。

 

政、信、河了貂の三人は

武器を構えると臨戦態勢を取る。

 

先頭に立つ信に向かって一人の

暗殺者が仕掛けるが、

信はそれを一刀で斬り伏せる。

 

その姿を見た政は信が出会った頃から

段違いに強くなっていることを知る。

 

足が止まる暗殺者たちだったが

羌瘣は信に向かって歩き出し

二人は間近で対峙する。

 

信は羌瘣に政を殺しに来た

刺客なのかと尋ねると

羌瘣は「そうだ」と答える。

 

金が目的かと聞くと

それを否定するが真の目的は

答えようとしない。

 

信は一緒に戦った誼みで

見逃すと告げるが羌瘣は政の首を

取ったら立ち去ると言う。

 

信はついに羌瘣に向け剣を振るうが

軽々かわされると反撃を食らう。

 

信が着ていた服の腹部が斬られると

羌瘣は次は胴の上と下を切り離すと

警告する。

 

信はそれを聞かずに再び剣を振るが

羌瘣は剣で受けずに全てを

躱してしまう。

 

信は羌瘣が自分が剣を振るよりも

早く動きを読んで躱している事に

気づくと、羌瘣が戦場で自分の

剣筋を見ていたと予想する。

 

そこで戦場ではほぼ使っていない

突き技を繰り出すが、

羌瘣は軽々と避けると信の突き出した

剣の上に乗ってしまう。

 

 

戦友

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尾平、尾到の兄弟は酒を飲みながら

魏国との戦の話を村人たちに

聞かせていた。

 

すでに何度も聞いたと茶化されるが

一人の子供が信と羌瘣はどちらが

強いのかと質問をする。

 

尾平は手柄の大きさで言えば

いきなり百将になった信の方が

強いと言う。

 

しかし、羌瘣が剣を抜いた時の

強さを目の当たりにした人間は

敵も味方も関係なく人ではないと

感じたと語る。

 

信は剣に乗った羌瘣を見て

一切体重を感じないことに

疑問を抱く。

 

だが、次の瞬間に剣が重くなると

無防備になった肩口を羌瘣の剣が

容赦なく切り裂く。

 

信は膝から崩れると

羌瘣はそのまま政に向け歩きだす。

 

しかし、すぐさま立ち上がった信に

背後から攻撃される。

 

それさえも超人的な反応で回避し

振り返りざまに信の腿を斬り

続けて脇腹にも一撃を加える。

 

それでも信は足を踏ん張り

持ちこたえるとまだ胴は

つながっていると軽口を叩く。

 

羌瘣はその姿を見て信に

なぜそこまでムキになるかを問う。

 

刺客から王を守っても将軍には

なれないのに命を張るのは

忠義のためかと聞くと

信はそんなものは無いと答える。

 

続けて政が一緒に汗と血を流して

戦った戦友(仲間)だからと答えると

羌瘣にも戦場で転んだ尾平を助けた事と

自身が殿となって歩兵部隊を守った事を

引き合いに出す。

 

そして羌瘣が刺客なのに戦場にいたり

殺すと言う割に殺気が一切ないという

矛盾を指摘する。

 

信は羌瘣が刺客よりも戦場の方が

向いていると告げるが

その言葉に怒った羌瘣はかつてない

重い一撃を放ち信を吹き飛ばす。

 

信は初めて聞いた羌瘣の大きな声と

殺気のこもった一撃に喜ぶ。

 

そして蚩尤の存在をバカにした事が

引き金であることに気づくと

わざと羌瘣を挑発する。

 

羌瘣は本気になると信に向け

全力で剣を振るい始める。

 

 

弱点

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本気の羌瘣と斬り合う信は

徐々に切り傷と出血が増えていく。

 

しかし、それと同時に信の剣も

少しずつ羌瘣を捉え始める。

 

そしてついに羌瘣が初めて

信の攻撃を剣で受ける。

 

すると羌瘣は大きく息を吐き

呼吸を整え始める。

 

羌瘣の戦いぶりを見ていた

他の暗殺者たちは蚩尤は

人間離れした剣技と血縁さえも

容赦なく斬り殺す冷酷な精神を

持ち合わせていると語る。

 

しかし、羌瘣にはその精神が欠け

信に対し非常に徹しきれていない

と分析する。

 

蚩尤は掟によって同族内で殺し合い、

最後に残った一人だけが蚩尤の名を

名乗ることができる。

 

そのため、羌瘣の醜態を見て

失望した暗殺者は自ら政の首を

刎ねようと近づいていく。

 

しかし、その直後に扉の前には

新たな暗殺者集団が姿を現す。

 

その数は13人で信たちは圧倒的に

数の上で不利に立たされる。

 

それを見た信は羌瘣に一時休戦を

申し入れると新手の暗殺者たちに

向き直す。

 

 

時間稼ぎ

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暗殺者たちは部族ごとで争い始め

蚩尤を名乗る羌瘣には10人で

戦おうと陣形を組む。

 

信は敵の数の多さにどう戦うかを

思案していた。

 

そこへ羌瘣が一つの策を提案する。

 

それは信が1人で10人の暗殺者を

相手するというもので、

30秒だけ食い止めればいいと言う。

 

その間に羌瘣は自分の呼吸を戻す

と告げると信はそれを信じて

60秒稼ぐと答える。

 

信は暗殺者たちの陣形の中に

敢えて飛び込むと全員の

足止めを図る。

 

ひたすら剣を大ぶりし、

敵を乱す作戦を取る信だったが

スキを突いて背中を斬られると

うつ伏せに倒れ込んでしまう。

 

しかし、信は笑って作戦通りと

暗殺者に言うと、羌瘣に向かって

すでに100秒は経ったと告げる。

 

座禅を組んでいた羌瘣はゆっくりと

立ち上がると独特のリズムを取ると

舞いを始める。

 

その一瞬の間に5人の暗殺者の

首が胴から切り離された。

 

 

本領

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羌瘣は舞を始めると

一気に6人の暗殺者を殺した。

 

それを見ていた残りの4人は

本能的に羌瘣から距離を取る。

 

信はその姿を見てどうすれば

そんな剣技が身につくのかという

疑問と羌瘣が抱える過去に

興味を抱く。

 

遠くから見ていた他の暗殺者も

何が起こったのかわからなかったが

一人の暗殺者が距離を保ち

時間を稼ぐよう指示を出す。

 

羌瘣は信に時間を稼ぎをさせ

その間は自らは休んでいた事から

体力には限界があると暗殺者たちは

察知する。

 

しかし、羌瘣の速さの前に

一瞬で距離を詰められると

二人が続けざまに来られる。

 

羌瘣の顔には大量の汗が滲み

傍目からも限界が近いことが伺える。

 

そして次の一人を斬ったところで

羌瘣はその場に倒れ込む。

 

残る暗殺者は新手として現れた

13人の生き残り3人と

羌瘣と共に現れた暗殺者の計4人。

 

信は限界を迎え、

政が戦える相手でもなく

絶体絶命に陥ってしまう。

 

信はかろうじて立ち上がり

剣を構えるが腕には力が入らず

立っているのが精一杯だった。

 

しかし、政は安堵の表情を浮かべ

信に自分たちの勝利を宣言する。

 

次の瞬間、暗殺者の一人に

槍が突き刺さり、扉から激昂した

昌文君と衛兵が姿を現した。

 

 

秘密

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昌文君と衛兵が政たちの元に

到着すると壁の指示で残った

暗殺者は生け捕りにされる。

 

こうして政の暗殺は失敗に終わり

一件落着かに思えたが

昌文君たちはその場に倒れていた

羌瘣も生け捕りにしようとする。

 

信は羌瘣をかばうと気絶している

羌瘣に誰も近づかないよう

剣を持って警告する。

 

壁は蚩尤の存在の危険性を説明し

身柄を引き渡すよう指示する。

 

信は羌瘣は蚩尤ではなく、

秦国軍の第4軍縛虎申隊の歩兵であり

自分の伍の仲間であると反論する。

 

河了貂は信が大量の出血のせいで

2,3日は眠り続けるだろうと予想し、

寝ている羌瘣の体を縛って剣を預ると

一度退散しようと壁に薦める。

 

壁はその言葉に従うと

入り口に見張りを残して退散する。

 

その後、信は河了貂の予想通り

高熱を出して寝込んでしまう。

 

羌瘣は自ら縄を抜けると

窓から脱出し逃亡してしまう。

 

それから政が信たちの様子を

見にやってくると信は起きていて

羌瘣が去ったことを告げる。

 

羌瘣は河了貂が取り上げた剣を

別室で見つけるとそれを回収し

王宮を立ち去ろうとする。

 

そこへ河了貂が現れ、

羌瘣に話しかける。

 

羌瘣は河了貂を睨みつけるが

河了貂はひるみながらも

自身が抱いていた疑問を投げかける。

 

その頃、政は信に羌瘣の

正体について語ろうとしていた。

 

 

正体

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河了貂は羌瘣の正体が女だと見抜き

その事を尋ねる。

 

羌瘣は目元を隠していた布を

外すと素顔を河了貂に晒す。

 

政も信に羌瘣の正体を教えるが、

信は羌瘣の身に付けている剣技や

男に混じって戦争に参加する理由が

理解できず信じる事ができなかった。

 

政は蚩尤の名を継承するのは

代々女である事を教えると

信は蚩尤の正体に疑問を抱く。

 

羌瘣は河了貂に正体を明かすが

性別は大した問題ではないと言う。

 

河了貂は自分も女でありながら

男のフリをして生きているため

性別は大きな問題と反論する。

 

その上で蚩尤の技を教えてほしいと

羌瘣に頼み込む。

 

羌瘣は言い伝えや技について

何もわかっていない人たちを

見ると皆殺しにしたくなると

怒りを顕にする。

 

 

 

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羌瘣は河了貂に対し

技を覚えることは万に一つも

不可能であると答える。

 

蚩尤は素質のある者に

幼い頃から修練を積ませ

全氏族が蚩尤の名を継ぐ者を

輩出するために全力を尽くす。

 

羌瘣は13歳の頃に当時の蚩尤が

消息を断ったことから次の蚩尤を

決めなければならくなった。

 

蚩尤は祭というしきたりに則り

各氏族から2名ずつ候補者を選出し

生き残りをかけた殺し合いを行う。

 

羌という氏族からは羌瘣と

姉のように慕ってきた羌象の

二人が選出された。

 

祭の前日に羌瘣と羌象は

続々と集まる参加者を見て

祭の結果について話をしていた。

 

羌瘣は羌象が生き残ると予想し

自分は明日死んでも

後悔は無いという。

 

羌象は15年で命が終わる事は

嫌だと言うと、国を見たり

子を産みたいと未来の希望を語る。

 

その上で羌瘣にも生き延びて

外の世界を見てほしいと告げる。

 

羌瘣は生き残るのは一人であるため

無理だと返すが、羌象は自分が相手でも

自分のために戦ってほしいと告げると

遠慮をしないようにと念を押す。

 

その上で自分は羌瘣を本当の

妹のように思っていると告げ

優しく抱きしめる。

 

その夜、羌象は死にたくないと

必死に考えていた。

 

参加者を分析した結果、

一番の強敵は羌瘣であると考えるが

昔の思い出が蘇ると決心が鈍る。

 

羌瘣は自分を含む参加者38人のうち

自分が10人も斬れば後は羌象が

残りを斬って蚩尤になれるだろうと

考えていた。

 

そして翌日羌瘣が目を覚ますと

時刻はすでに夕方になっていた。

 

羌瘣は寝過ごしたのかと焦るが

窓には香が置かれており、

故意に眠らされた事を悟る。

 

祭がどうなったのか気になり

その会場へと駆けつけると

そこには無数の死体が転がっていた。

 

 

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羌瘣はあちこちに転がる死体を

一体一体確認していく。

 

そして死体の中に羌象の姿が

無いことを見て安堵するが

その直後に首だけになった

羌象の遺体を発見する。

 

絶叫し悲しみに暮れる羌瘣に

自分を育てた老婆が近づいてくる。

 

羌瘣は羌象の強さは抜きん出ていて

他の参加者に負けるはずがないと

信じていた。

 

一部始終を見ていた老婆は

羌象が全員から狙われていた事を

羌瘣に告げる。

 

羌瘣は掟によって同族であっても

共闘することは認められていないと

反論する。

 

老婆は羌象が羌瘣と戦いたくない

ために香を使って眠らせたこと、

そして今回の候補者の中で羌瘣と羌象が

抜きん出た力を持っていたことから

全氏族が共闘と羌瘣の不参加を

黙認した事を告げる。

 

それまで掟を絶対のものと信じてきた

羌瘣は掟の軽さに驚く。

 

そして他の氏族の長が集まってくると

羌瘣はすでに死んだ事になっているので

掟に従い自決をせよと命令する。

 

その言葉にキレた羌瘣は剣の抜いて

長の腕を両断すると、全氏族の長を

殺して自分も死のうと考える。

 

しかし、そこで思いとどまり

死ぬ前に一つやるべきことが

あることに気づく。

 

 

呂氏派

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羌瘣は死ぬ前に今回の祭で

蚩尤となった幽属の連を殺し

羌象の仇を取ろうと考える。

 

連は共闘を企てた張本人であり

祭を生き延びて蚩尤となり

里の外へと出ていった。

 

羌瘣は連の行方を追っており、

連を殺すことが自分の生きる

意味であると言う。

 

凄惨な過去を河了貂に語ると

何も知らずに興味本位で

近づいてくる人間にはかまって

いられないとその場を去ろうとする。

 

河了貂は最後に一番悔しいと

思っているのは何かと尋ねる。

 

羌瘣の答えを待たずに河了貂は

自分は大切な人が殺される時に

その場にいられないことが悔しいから

力を付けて戦場へ行きたいと答える。

 

それから夜は更け、

暗殺事件は落着するが

秦国には呂不韋という政よりも

強大な力を持つ独裁者がいること。

 

そしてその男と政の戦いが

始まっていることを示していた。

 

信と政の一派は捕えた暗殺者が首謀者は

呂不韋と吐いた報告を受けるが、

あまりの力の差に裁くことが

できずにいた。

 

そして今回の事件の落とし所を

どうするか思案をしている中、

その渦中の人である呂不韋が

王宮に到着した事と急報が届いた。

 

ー9巻完ー

 

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