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キングダム12巻

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目次

 

先鋒隊動く

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秦国軍10万と趙国軍12万は

布陣を終え対峙する。

 

秦国の主攻は中央にいる蒙武軍で

対する趙国は剛乱という千人将が

率いる重装騎兵隊が迎撃の構えを取る。

 

蒙武の突撃の合図で攻撃が始まると

剛乱は蒙武を討とうと攻めてくる。

 

しかし、一合も剣を交えぬうちに

蒙武の放つ豪快な一撃で体をバラバラに

粉砕されてしまう。

 

開戦直後に千人将を討ったことで

秦国軍は勢いづくが、趙の左軍の将

渉孟も秦国の右軍を攻め立てる。

 

両軍の先鋒隊はほぼ互角であった。

 

出番を待っていた信だったが、

そこに本陣を離れた王騎が

数騎の供を連れただけで

走り抜けていった。

 

 

任務

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中央を攻める蒙武軍は勢いに乗っていたが

それに対して趙国軍は陣形を変えて

蒙武の攻めをうまく受け流す。

 

趙国軍の中央を守る将は李白と良い、

守備の得意な武将だった。

 

秦国の第4軍を率いる壁は左軍にいたが

中央の蒙武が苦戦を始めると

援護に行くべきかと思案する。

 

そこに本陣を離れた王騎が到着すると

蒙武軍の主攻は中央軍ではなく

壁のいる左軍であると指摘する。

 

壁は左軍は敵本陣を狙える位置になく

中央に向かうにも出遅れてしまうと

答えるが、王騎は本陣を狙わずに

敵の駒を減らすと言う。

 

そして第4軍の軍長である

干央を呼ぶと作戦を告げ

行動を開始させる。

 

続いて王騎は信たち特殊百人隊へと

近づくと任務を言い渡す。

 

まず戦は陣地を取り合うだけが

勝利への道ではないと説くと

有能な敵将を殺していくことも

効果的であると教える。

 

特に指揮能力が高い将や戦局分析が

得意な将ほどその価値は高く、

趙国右軍を率いる馮忌という将は

正に戦局分析が得意な将であると言う。

 

そこで信たちには先程出陣した第4軍が

敵右軍と戦っているどさくさに紛れて

馮忌の首を取ってきて欲しいと告げる。

 

 

潜行

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王騎からの奇襲攻撃を頼まれた信の

特殊百人隊だったが、馮忌の陣営は

2万の兵によって守られていた。

 

そのため、羌瘣の他にもう一人

副将を務める淵は不可能であると

反論する。

 

それに対し信は無国籍地帯での戦いで

豆粒には豆粒なりの戦い方がある事を

学んだと言うと、小隊が一糸乱れず小隊の

利を活かせれば不可能ではないと答える。

 

その答えに満足した王騎は信の部隊に

「飛信隊」という名前を授け去っていく。

 

飛信隊は作戦会議を行い、敵将の首を

獲るには虚を突く事が効果的という

意見が出ると、小隊の利を活かして

馮忌軍の側面にある茂みを進み

敵の真横に出る事にする。

 

行動を開始すると茂みの近くにも

敵の見張りがおり、声を殺しての

進軍が始まる。

 

戦場全体では敵将の渉孟に攻められた

秦国右軍は半壊状態にあり、

蒙武の中央軍は敵の巧みな防御の前に

勢いを殺され始めていた。

 

王騎が直接指示を出した左軍は

善戦しているように見えたが

敵将馮忌の誘い込みによって

うまく誘導され始めていた。

 

王騎は飛信隊という自身の放つ飛矢が

早々に馮忌を射抜かなければ

戦局は危ういと分析する。

 

馮忌軍の脇にある茂みを見張る

兵の一人がコソコソと進軍する

飛信隊の姿を見かける。

 

しかし、全体に合図をするための笛を

構えた瞬間に突如現れた羌瘣によって

音もなく斬り殺されてしまう。

 

程なくして馮忌軍の真横に到着した

飛信隊は敵将を討つために

命がけの死闘を始めようとしていた。

 

 

特攻

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壁のいる秦国左軍は順調に敵陣を

切り崩しているように見えた。

 

一つは王騎を直に見たことで兵の士気が

最高潮に高まっていること。

 

そしてもう一つは馮忌の戦術によって

そのように仕向けられていた。

 

馮忌軍の一部は撤退を始めると

手応えのなさに壁は疑問を抱く。

 

壁は追撃せずに様子を見ようとするが

一度勢いづいた兵士は壁の静止を聞かず

そのまま敵兵に向けて追撃をしてしまう。

 

その先には盾を構えた部隊が待ち構え

突っ込んできた秦国軍の足を止める。

 

そして側面から大量の矢を射ると

一気に形勢を逆転させてしまう。

 

その様を側面から見ていた飛信隊は

いくつかの伍の士気が下がり始める。

 

信は全員を一箇所に集めると

敵陣に突撃するための作戦として

先頭に中鉄、山和、田有、竜川という

怪力の伍長を並べ、敵の部隊を

突破しようと考える。

 

しかし、4人の中で一番の巨体と

怪力を誇る竜川は怖気づいてしまう。

 

他の伍長は子供が生まれたばかりで

死ねないとフォローする。

 

信は馬央の城が落とされた際に趙国軍が

女子供まで虐殺した件を持ち出すと

今回の戦は負ければ自分たちの家族も

殺されてしまう戦いであると話す。

 

それを聞いた竜川は覚悟を決めると

まずは自分たちで勝ちを一つ掴もうと

言葉を返す。

 

そして隊列を組んだ飛信隊は

馮忌軍に向けて突撃を開始する。

 

 

左軍混乱

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飛信隊は馮忌軍の側面を急襲する。

 

若干の驚きを見せる敵軍だったが

小隊と見るやすぐに盾兵を構え

奇襲を防ぐ構えを取る。

 

そこに単独で飛び出した竜川が

豪快な一撃を加えると一気に数名の

盾兵が吹き飛ぶ。

 

乱れた陣形の隙間から飛信隊の

面々が流れ込み怪力伍長たちを

先頭にして道を切り開こうとする。

 

敵軍は押しつぶすように両側から

詰め寄り飛信隊の進路を阻む。

 

怪力伍長はパワーがある分、

スピードがなく敵に囲まれると

身動きが取れなくなってしまう。

 

信は先頭の入れ替えを指示すると

剣術の手練が揃った崇原の伍を

前に進ませると進軍が加速する。

 

馮忌軍と真正面からぶつかっていた

壁たちの第4軍は敵の策の前に

壊滅寸前まで押し込まれていた。

 

敵に進路を阻まれているため

飛んでくる矢をその場で防ぐしかなく

時間の経過とともに死傷者が

増えていた。

 

壁は敵の罠に気づくとそれを破るための

手段を思いつくが、直後に飛来した矢が

首元に突き刺さる。

 

馮忌はわざと秦国軍の背後に退路を作り

敗走したところを討ち取ろうという

作戦を用意していた。

 

ボロボロの秦国軍は生き残った兵が

背後の退路に気づくと徐々に

敗走を始めようとする。

 

そこに負傷し、兵に肩を借りながら

指揮をする壁が立ちふさがると

活路は前にあると叫ぶ。

 

 

虚を突く

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壊滅寸前の壁たち第4軍だったが、

壁は活路は矢が飛んでこない

前方の敵の近くであると兵たちに

声をかける。

 

兵たちは自分たちだけで前方の

敵兵を突破できるのかと心配する。

 

壁は兵数が減ったため攻撃点を絞り

一点突破を図ると指示する。

 

そこへ軍長である干央が率いる

騎馬隊が矢の雨から逃れて

壁たちの前に姿を現す。

 

干央は敵陣に向けて突進すると

壁もその後を追う。

 

馮忌は冷静に戦場を見て、

干央たちが率いているのは千五百ほどで

残りは背後の退路から敗走していた。

 

そのため、干央に向けて三千の兵を向け

これでこの戦いは決すると予想していた。

 

しかし、その側面からは飛信隊が

半分の距離まで迫っていた。

 

その存在に馮忌はまだ気づいておらず、

そのため飛信隊を防ごうとする趙国軍も

指示がない状態で戦っていた。

 

それもあって飛信隊は比較的順調に

敵陣の中ほどまで進むことができた。

 

そして馮忌の元に百人隊が単独で

迫ってきているという報告が届くと

馮忌は王騎が自分の首を獲るために

しかけた作戦であると理解する。

 

飛信隊は奇襲の効果がなくなり、

単純な力と力のぶつかり合いを

強いられることになる。

 

信と羌瘣を中心に敵を斬り伏せると

他の兵たちも将に続き死闘を繰り広げる。

 

 

距離

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敵の部隊と乱戦状態になった飛信隊は

それぞれが伍を組んで戦うが、

敵の強さの前に徐々に押し込まれる。

 

それを見た淵は伍を密集させて

より大きな「集」の力で戦うよう

指示を出す。

 

飛信隊を迎え撃つのは馮忌の親衛隊で

そこを抜かれれば馮忌の周りを固める

三百の兵しか残っていなかった。

 

そのため親衛隊は奮起し

飛信隊を壊滅させようとする。

 

ボロボロになっていく飛信隊だったが

信が次々と敵兵を斬っていくと

兵たちも士気を上げて奮戦する。

 

親衛隊はそのしぶとさに驚くが

消耗戦になれば百人隊は

自然に消滅すると判断する。

 

飛信隊の中で年長者である

伍長の魯延もいずれ飛信隊が

壊滅してしまうことを懸念していた。

 

そこで副将の淵にある作戦を進言する。

 

趙国軍の左軍を率いる将軍の公孫龍は

報告を受け全体の戦局を分析していた。

 

公孫龍は剣に間合いがあるように

武将たちにも自分の認識できる

間合いがあると言う。

 

近距離、中距離、遠距離と

武将によってそれぞれ範囲は異なり

軍師家である馮忌は戦場全体を認識する

遠距離のタイプであると分析する。

 

しかし、遠距離が認識できる分

近距離に近づいた敵は範囲外となり

認識が出来ない事を懸念する。

 

その言葉通り飛信隊は親衛隊を突破し

馮忌の本陣へと迫っていた。

 

 

精兵部隊

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馮忌の前に現れた飛信隊は

わずか30人に過ぎなかった。

 

それを見た馮忌は敵部隊が百人隊という

少数でありながら、それをさらに二分し

半数の兵の命と引き換えに本陣まで

たどり着いたと分析する。

 

飛信隊は年長者である魯延の進言で

精兵だけを集めて敵本陣へ向かう部隊と

親衛隊の相手をする部隊とに

分かれていた。

 

始めはその作戦に難色を示した信だが

残された部隊も敵を引きつけた後は

頃合いを見計らって逃げるという言葉に

その進言を聞き入れた。

 

信は気力が萎えていない伍や

まだ戦える伍を選抜し本陣を急襲する

部隊を編成する。

 

羌瘣は親衛隊の奥深くへ入り込むと

親衛隊長を斬るという置き土産を残す。

 

そして再び合流しようという約束をして

信たちは馮忌の元へと駆けてきた。

 

三十人という少数だったが、

馮忌は敵が自分の元まで

辿り着くと予想する。

 

馮忌は敵にここまで接近されたのは

初めてだったが、それを楽しむように

次の策を考えるのであった。

 

 

上手

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飛信隊は馮忌を守る最後の部隊と

戦闘を開始していた。

 

信は馬を操り先陣を走ると

後ろに乗った羌瘣が敵を次々と

斬り伏せていく。

 

馮忌の周囲を守る兵は騎馬主体であり

密集状態にあるために走る事ができず

その強みを発揮できなかたった。

 

それを見ていた王騎は秦国の左軍を

破った馮忌の手腕は見事と言いながらも

その代償に飛信隊を懐まで招いた事は

取り返しのつかない痛手と分析する。

 

趙国の本陣を守る趙荘もその状況を見て

焦りの色を浮かべる。

 

信はついに敵の囲みを突破し

馮忌の元にたどり着く。

 

しかし、馮忌と周囲を固めていた兵は

信たちに背中を見せて走り出すと

飛信隊から距離を取ろうとしていた。

 

そして一定の距離を開けると反転し

馬の機動力を生かして飛信隊を

蹂躙しようと準備する。

 

絶対絶命の窮地に落とされた信は

何か策はないかと考えを巡らせるが

すでに打てる手はなくなっていた。

 

走り出そうとする敵の騎馬隊を前に

絶望する飛信隊だったが、

そこに救世主が現れる。

 

それは馮忌の策によって一度は

壊滅状態に陥った干央であった。

 

 

百等分

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馮忌の前に敵の囲みを突破してきた

干央軍が姿を現す。

 

干央は馮忌に向け突撃を開始すると

馮忌も周囲の兵を動かして

迎撃の姿勢を取る。

 

そこに干央を追って敵兵を突破した

壁も姿を現す。

 

馮忌の周囲は大混戦状態となると、

飛信隊の面々は信に自分たちを置いて

馮忌の首を取ってくるよう促す。

 

躊躇する信だったが、首を獲った後は

手柄をきっちり百等分すると約束し

羌瘣と二人で馮忌の元へ駆ける。

 

馮忌を守る兵は馮忌に近づくほど

一人一人の強さが増していく。

 

信と羌瘣も苦戦をしいられるが

馮忌の姿は目視できるまでに

近づいていた。

 

 

飛矢

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馮忌は今の状況について分析をしていた。

 

当初は順調に敵の部隊に攻撃をしかけ

壊滅寸前まで追い込んだはずだったが

気がつくと自分の周囲には敵が群がり

自分の命が狙われている。

 

そしてその原因を作ったのが

信であると分析する。

 

そこから自分の打った手を思い返すと

自分が第一手から王騎の術中に

ハマっていた事に気づき驚愕する。

 

馮忌は王騎の作戦が自分の首を獲るために

描かれたものであり、そのために左軍を

壊滅状態にする犠牲を払ったと考える。

 

だが、自分が生き延びれば王騎の作戦は

失敗に終わると読んで周囲の茂みに

逃げ込もうとする。

 

しかし、茂みには秦国軍の旗が翻り

退路は絶たれていた。

 

馮忌の兵は絶望するが、馮忌は冷静になり

王騎の大軍が自分に気づかれずに

背後に周ることはできないと考える。

 

そのため、茂みには少数しかいないと

予想し自軍に進軍するよう命令する。

 

馮忌の読みどおり茂みにはほとんど

兵がいなかったが、馮忌の軍を少しの間

足止めするには十分だった。

 

干央が馮忌の前に到達すると

王騎の前で策をひけらかすのは

十年早かったと告げる。

 

馮忌は諦めずに残兵を全滅させ

秦国左軍を完全に葬ろうと意気込む。

 

干央は馮忌の命運は尽きたというと

馮忌の頭上には剣を構えた信が飛来し

その体を両断する。

 

それを遠巻きに見ていた飛信隊と

秦国軍は歓声を上げるのだった。

 

ー12巻完ー

 

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