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キングダム14巻

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目次

 

神の業

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羌瘣は幼い頃に羌象と武神について

話し合った事を思い出していた。

 

幼い羌瘣は羌象は呼吸を使える時間が

他の人よりも長いため武神が相手でも

負けないと考えていた。

 

しかし、羌象は武神は呼吸を無制限に

使えるため、自分の呼吸が長くても

それは利点にならないと言う。

 

それよりも羌瘣の方が呼吸は短いが

その分他の人よりも深いため

超短期戦を挑めば可能性があると

分析する。

 

その話を思い出した羌瘣は愛刀である

緑穂に声をかけると巫舞を始める。

 

その頃、本陣にいる王騎のもとにも

夜襲を伝えるドラの音が聞こえたと

報告が入っていた。

 

しかし、龐煖が出たという話は

届いておらず、ドラの音もすぐに

止んだ事から誤報か龐煖が出たのか

予想をするしかなかった。

 

騰は出陣するかを尋ねるが

王騎は憶測で本陣を動かせないと答え

現場の兵を信じて任せることにした。

 

羌瘣は巫舞を使った連撃で

龐煖に猛攻を仕掛けていた。

 

それを見ていた飛信隊の面々は

羌瘣の人間離れした業に驚愕する。

 

龐煖はその業を見て羌瘣が蚩尤である

ことに気づくと神を宿す武神と

神を堕とす蚩尤のどちらが強いかを

示そうと声を張り上げる。

 

その威圧に周囲の兵はすくんでしまい

羌瘣もまた恐怖を感じるが

さらに呼吸を深くすると龐煖の体に

切り傷を与える事に成功する。

 

その後も続けて攻撃を躱しつつ

龐煖にダメージを与えていくと

これまでで最深の巫舞を使い

龐煖にトドメを刺そうとする。

 

しかし、その一撃は龐煖の矛で

受け止められてしまう。

 

 

九年ぶり

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羌瘣の渾身の一撃は龐煖に

受け止められてしまう。

 

龐煖もまた蚩尤の相手の動きを

読む力を持っていて、徐々に羌瘣の

攻撃が当たらなくなっていく。

 

そして羌瘣を剣ごと吹き飛ばすと

龐煖は血を流させられた事と

死を身近に感じた手応えは

九年ぶりだと語る。

 

喜ぶ龐煖をよそに羌瘣は呼吸が

尽きかけていた。

 

飛信隊の隊員たちも羌瘣が尋常では

ない量の汗をかき、顔が青ざめている

ことに気づく。

 

龐煖が攻撃を繰り出すと

ギリギリのところで避けるが、

その直後に巫舞が解けてしまう。

 

呼吸が深かった反動で体がほとんど

動かなくなり、呼吸も尽きかけてしまう。

 

羌瘣はこれ以上戦えないと判断すると

飛信隊に逃げるよう指示を出す。

 

羌瘣は飛信隊という居場所を

失わないためにギリギリまで

龐煖を引きつけようとする。

 

しかし、龐煖は飛信隊に近づくと

一撃で10人近い兵を斬り殺し

誰も逃げることは許さないと警告すると

戦いの決着を見届けるよう命令する。

 

その頃、干央は次々に入ってくる報告から

敵襲の真偽を判断していた。

 

そして敵が一人の大男であり、

すでに陣内に侵入していることを受け

敵が龐煖であると確信する。

 

干央は出陣の準備を進め、

近くにいる録嗚未にも伝令を送る。

 

龐煖を殺して終戦と考える干央の元に

再び夜襲を伝えるドラの音が聞こえる。

 

干央は耳を疑うがその眼下には

間違いなく趙国軍が迫っていた。

 

把握不能

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秦国軍は龐煖と万極の夜襲に

混乱していたが、趙国軍も事態が

飲み込めずにいた。

 

龐煖は羌瘣の存在に惹かれ単独で

夜襲をかけ、たまたま秦国軍の近くに

陣取っていた万極は龐煖を

援護するために兵を動かしていた。

 

他の趙国軍は敵の位置がわからないため

動けない状態だったが、秦国軍も同じく

趙国軍がどこにいるのかわからず

誰も干央と録嗚未の援護に行けなかった。

 

趙荘は思わぬ事態だったが最終的に

この夜襲は功を奏すと考えていた。

 

万極軍は秦国軍の陣地に侵入すると

隊列が組まれていない秦国兵に向け

突撃を開始する。

 

龐煖の一撃で気絶していた信は

フラフラと立ち上がると状況を把握し

一度退却するという苦渋の決断をする。

 

しかし、万極の騎兵と龐煖の強さを

前に飛信隊はどう逃げればいいかが

わからずにいた。

 

そこへ干央が騎馬隊を引き連れて現れ

龐煖に向けて矢を一斉に射かける。

 

全ての矢を叩き落とす龐煖だったが

干央は尚も全軍に大将首がそこにある事を

告げると数で龐煖を圧倒しようとする。

 

 

倒せる

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干央軍は龐煖に群がり、

万極軍は干央軍に突撃する。

 

敵味方入り混じっての混戦状態になり

生き残った飛信隊の隊員たちも

バラバラになってしまう。

 

しかし、信のいた位置を憶えていた

隊員たちは徐々に信の元へ

集まり始める。

 

部隊が集まったところで信たちは

今後の方針を思案する。

 

龐煖を討ち取る命令が下っているため

逃げることはできないが、

龐煖を討ち取ることは容易くない。

  

信は相手も同じ人間なのでぶった斬れば

死ぬとみんなを励ますが、伍長の崇原は

無策で突っ込めば隊は消滅すると

注意を促す。

 

それでも信は馮忌の討つために

すでに多くの犠牲を出し、

他の軍も多数の犠牲を出しているが

敵本陣にはたどり着けなかったと言う。

 

そして本来は十二万の軍の後ろにいる

総大将が眼の前にいる事を告げると

他の隊員も賛同を始める。

 

信は家族持ちの兵に配慮して

抜けたい人は止めないと告げるが、

全員が腹を括って信について

行くことを決める。

 

 

「集」の作戦

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尾平と尾到の暮らす城戸村では

二人の彼女が心配そうな面持ちで

無事を祈っていた。

 

他の兵たちの家族もまた

その身を案じて守り石という

大きな岩に向け祈りを捧げていた。

 

戦場では飛信隊が三隊に別れ

それぞれの方向から龐煖を

囲むように布陣していた。

 

龐煖の周りは万極軍と干央軍の兵が

入り乱れている状態であり

龐煖は信たちの存在を見失っていた。

 

そして合図を受けた飛信隊は

大混戦の中を突進し龐煖に近づくと

三方向から槍を投げつける。

 

龐煖は矢を叩き落としたように

全てを矛で受けるが、その背後から

信が奇襲をかける。

 

羌瘣の巫舞を全て受け止めた事から

背後からの奇襲も読まれると計算した

信は龐煖の横なぐりの一刀を引き出し

それを見事に躱す。

 

そしてスキができた体に

渾身の一刀を叩き込むと

龐煖の体から血が吹き出す。

 

 

失敗

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信の一撃を受けた龐煖だったが

倒れずその場に踏みとどまると

信も斬った感触から骨まで

届いていない事に気づく。

 

信は続けざまに攻撃を繰り出すが

矛の柄で腹部を突かれてしまう。

 

口から血を吹き出す信を見て

慌てて羌瘣が割って入るが

龐煖の一撃で吹き飛ばされてしまう。

 

龐煖は信を見て不思議な子供だが

神に捧げる供物としては上出来と

信を評価するとトドメを刺そうと

矛を振りかぶる。

 

そこへ尾平、尾到、澤圭が盾を持って

飛び込み信を守る。

 

四人は盾ごと吹き飛ばされるが

尾平ら三人はすぐに立ち上がると

信をかばって盾を構える。

 

二度目の攻撃で盾は壊れてしまい

尾到は頭部を負傷、尾平は背中から出血、

澤圭は指を骨折するがそれでも再び

新しい盾を構えて信を守ろうとする。

 

その姿を見た他の飛信隊の隊員も

全員で信をかばおうと武器を構える。

 

そしてもう十分と判断した隊員たちは

口々に飛信隊退却と声をかけ

気絶した信をかつぎながら

山中へと逃げていった。

 

 

尾兄弟

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龐煖は退却していく飛信隊を

追うことはせず静かに山の中へと

姿を消していった。

 

万極は飛信隊の名を聞いて馮忌を

討った部隊であると気づく。

 

干央軍と万極軍の戦いは干央が

万極によって倒されたために秦国軍は

敗走を始めていた。

 

万極は追撃の手を緩めず

自ら兵を率いて秦国軍を殺していく。

 

飛信隊はバラバラになりながら

山の中をひた走ると隊員たちは

口々に信の勇姿を語り始める。

 

そして信が死なない限り飛信隊は

死なないと言うと全員で信を守り抜く

ことを決意する。

 

その矢先、追撃してきた万極が
飛信隊を発見し攻撃を開始する。

 

尾平と尾到は万極が気づく前に

信を岩陰に隠すと他の伍長らは

万極を挑発して引きつけると

麓を目指して走り出す。

 

万極はそれを追いかけるが

途中で追撃を止めてしまう。

 

部下が追わないのかと尋ねると

挑発してきた部隊は士気が高かった

ことからさっきの部隊は囮で

信は別方向に逃げたと推測する。

 

そして下りてきた道を引き返すと

血痕と足跡を発見し、

信たちが逃げた跡と確信する。

 

しかし、地面に残る血は致死量に

到ってもおかしくない量であり

逃げた人物はなぜ歩けるのかと

疑問を感じる。

 

 

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尾平と尾到は信を逃がすために

山中を歩き回っていた。

 

二人とも出血のために意識が

朦朧としていたが、仲間から託された

信の命を守るために必死で歩き続ける。

 

しかし、趙国軍の追撃は終わらず

尾平たちのすぐそばまで敵部隊が

迫っていた。

 

尾平は敵が自分たちの血痕を追って

近づいてきている事に気づくと

尾到に止血するための服の切れ端を渡し

信を連れて別方向に逃げるよう促す。

 

尾平はそのまま血痕を残しながら

趙国兵を誘導するための囮役を

買って出る。

 

尾到は兄の決断に躊躇するが、

尾平は村に帰って彼女の東美と

結婚をするので死ぬつもりはないと答える。

 

尾到は納得すると信を担いで

尾平とは別な方向へ向けて歩きだす。

 

追ってきた趙国軍が尾平の方向へ

進んでいったのを確認した尾到だったが、

刺さった矢が内臓に達していることに

気づくと血を吐き倒れ込む。

 

信は夢で尾平、尾到の兄弟と

出会った頃を思い出していた。

 

尾平が天下の大将軍になるという

信と漂の目標をバカにすると

怒った信によって尾平は殴り飛ばされ

そばにいた尾到も巻き添えを食らう。

 

そして信は目を覚めすと

隣で横たわっていた尾到に

状況を尋ねる。

 

信は状況を把握し立ち上がろうとするが

龐煖から受けた攻撃のせいで

その場にうずくまってしまう。

 

尾到も重症で立ち上がることが出来ず

二人は寝転びながら体力が回復するのを

待つしかなかった。

 

尾到は楽しい話がしたいと言うと

信との出会いとそれからケンカばかり

していた事を話し出す。

 

そして信に本気で将軍になれると

思っているかを尋ねる。

 

尾到は実際の戦場を経験し、

下僕が将軍になるには何度も死線を越え

なければならないことを痛感する。

 

一度でも失敗すれば終わってしまう

険しい道程だが、信は龐煖と戦い

仲間によって生かされた。

 

仲間たちは命令がない状態でも

率先して信を守ろうと命をかけた。

 

これはふつうの隊長にはできず

信だからこそできたことだと感じ、

尾到は信が将軍になれる存在だと

確信する。

 

尾到は仲間の力も込みで信の力であり

仲間は信と同じ夢を見るために

一緒に戦っているので犠牲が出ても

気にするなと声をかける。

 

そして、大勢の仲間の思いを乗せて

天下の大将軍にまで駆け上がれと

激励の言葉を送る。

 

尾到はそのまま静かに目を閉じ

信は尾到の死を悲しむ。

 

しかし、尾到は目を覚ますと

冗談ぽくなんつってと声をかける。

 

騙された信は尾到を罵るが、

尾到が疲れたから眠ろうと言うと

再び心配そうに大丈夫かと声をかける。

 

尾到は寝れば治るというと

疲労していた信もその言葉に従い

一緒に休息を取る。

 

それから少しして信は目を覚ますと

隣りにいた尾到は虚空を見つめたまま

二度と目覚めることはなかった。

 

 

再集結

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夜襲を受けた悪夢のような夜が開け

敵兵が姿を消すと飛信隊の残党は

小高い山の上で仲間に合図を送り

再集結を図る。

 

生き残った仲間が集まり出すと

信の行方を心配し始める。

 

羌瘣と尾平を担いだ田有たちの

部隊が帰還すると、尾平は尾到が信を

担いで逃げたので心配はいらないと

報告する。

 

そこへ尾到を背負った信が帰還し

隊員たちは安堵の表情を浮かべる。

 

しかし、信は険しい表情のまま

尾平に謝罪の言葉を告げる。

 

悲しみにくれる飛信隊だったが

尾平は尾到が信を守るという役目を

立派に果たした事から笑って

送ってほしいと涙を流しながら言う。

 

信は部隊から離れた場所で

何かを考え込んでいた。

 

羌瘣も隣にいたが長い沈黙の末に

龐煖が最後に信に放った一撃は

内側を破壊する技で、それを食らって

生きていた信に感嘆の言葉をかける。

 

信は龐煖の正体について尋ねると

羌瘣は求道者という道を極めるために

人里離れ修練を積む存在であると答える。

 

そして極みに達したかを確認するために

たまに山を下りてくることがあると言い、

龐煖の呼吸は無制限ではなく

蚩尤の常識を超える長さを持っているだけ

と分析する。

 

羌瘣は里を下りてから修練をさぼっていた

ことを反省すると半年後には

自分が勝つと宣言する。

 

しかし、信は龐煖が総大将である以上

この戦で討たなければいけないと反論する。

 

羌瘣はしばしの沈黙のあと、

小さく尾到はいいやつだったと呟いた。

 

日も高くなった頃、秦国軍は夜襲による

被害状況を整理していた。

 

夜襲を受けたのは干央軍と録嗚未軍の

陣地があった場所だけであり、

他の軍には被害はでていなかった。

 

それでも干央軍はほぼ壊滅状態で

生き残った兵は録嗚未軍に編成された。

 

飛信隊は生き残った兵を集めたが

人数は36人にまで減っていた。

 

それでも再び武器を持って歩きだすと

前方に秦国軍の旗を発見する。

 

味方の陣と思い近づくと

そこには趙国軍が罠を張っていて

騙された飛信隊を攻撃しようと構える。

 

そこに王騎自らが兵を率いて

信たちの前に姿を現す。

 

 

王騎の実力

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秦国の旗を掲げて秦国軍の残党狩りを

していた渉孟の前に王騎が現れる。

 

王騎は干央軍を壊滅させた悲しみを

渉孟で晴らそうとする。

 

かくして王騎軍と渉孟軍はぶつかり

それを見ていた飛信隊は双方の

軍の強さに驚く。

 

特に王騎軍を次々と殺していく

渉孟は蒙武並の強さであると評価する。

 

騰は出陣前に第3軍長の鱗坊から

渉孟の力は底が知れないので

王騎に近づけないよう注意されていた。

 

しかし、騰は渉孟が王騎に接近しても

沈黙を保ったまま動こうとしない。

 

そして王騎が突撃の合図を出すと

共に渉孟へ向け走り出す。

 

渉孟は六大将軍の力を認めながらも

彼らが活躍した時代に渉孟はおらず、

単純な武力の勝負であれば王騎にも

勝てる自信があった。

 

それを証明する機会が来たことに

喜ぶ渉孟だったが、対峙した瞬間に

王騎の姿が大きく見えるとわずか一刀で

斬り伏せられてしまう。

 

騰は心の中で渉孟と鱗坊の間違いを

指摘すると底が知れないのは王騎であると

静かに笑った。

 

 

蒙武迫る

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王騎によって渉孟が討ち取られると

趙国軍は退却を開始する。

 

敵がいなくなると王騎は飛信隊に近づき

信に兵を失った事が辛いかと問う。

 

信は考えないようにしていると答えると

王騎はそれを褒め、将軍への道は

犠牲の道であると説くと

決戦に向けて進軍を開始する。

 

趙国の本陣には龐煖が帰還していた。

 

趙荘は安堵しながらも次に出陣する際は

声を掛けるよう注意を促す。

 

そこに伝令の兵が飛び込んでくると

渉孟討ち死にと王騎出陣を報せる

狼煙が上がったことを報せる。

 

趙荘は龐煖の夜襲が警戒心の強い王騎を

山間に入らせたと考え、趙国軍の勝利が

近づいている事を感じる。

 

しかし、趙荘は蒙武の機動力を

読み違えていた。

 

蒙武は夜明け前に出陣し、趙国の本陣を

その視界に捉えていた。

 

そして蒙武と隆国の連合軍二万五千が

趙国軍三万が控える本陣に向け突撃する。

 

序盤は急襲した秦国軍が有利だったが

趙荘の備えと迎撃の巧みさに

徐々に戦局は拮抗していく。

 

蒙武は力押しで攻め込むと

徐々に趙国は押し込まれていくが、

秦国軍はすでに味方本陣から

遠く離れすぎていた。

 

隆国はこれ以上進むと王騎が決めた

本陣との連携が取れる範囲を超えるため

戦いを続けるべきか思案する。

 

しかし、そこに龐煖が姿を現した事で

状況は一変してしまう。

 

ー14巻完ー

 

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