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キングダム19巻

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目次

 

飛槍

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蒙驁軍の陣営では郭備が暗殺されたことが

広まり始めていた。

 

信たち飛信隊の面々もその場に駆けつけ

郭備の死に驚く。

 

そして仇討ちのために周辺の捜索を

開始しようとするが、他の兵から

他の千人将も数名殺さたことがわかる。

 

蒙驁の本陣と各将軍たちの警護が

強化される中、蒙恬は将軍の羅元に

状況を尋ねる。

 

犯人はまだ捕まっておらず、

もともと千人将に昇格しており

蒙驁の指示で三百将をやっている蒙恬も

暗殺の対象になっているかもしれないと

羅元は注意を促す。

 

蒙恬は殺された千人将が本軍の主攻を

担う人物ばかりであることから

暗殺者は魏軍の誰かがこれからの戦に向け

布石を打っているのではないかと推測する。

 

羅元は若くして鋭い推理をする蒙恬を見て

秦国軍の未来は安泰であると安心するが、

呉慶が死んだ今、現在魏国には布石を

打てる将はいないと言う。

 

ひとまず各陣営の守りを固める

蒙驁軍だったが、結局計八名の千人将を

殺されてしまった。

 

三日後、次の城に向けて蒙驁軍は

行軍を開始するが各将軍の警護は厳重で

刺客の入るこむ余地はないと

思われていた。

 

しかし、信は異様な気配を感じる。

 

その頃、魏王は廉頗と酒を酌み交わし

ながら四天王の輪虎が三百人の供を

引き連れただけで秦国軍の将校を

討ちに行った事を訪ねていた。

 

魏王は輪虎の見た目が頼りない事から

三百の兵だけで暗殺ができるのかを

心配していた。

 

廉頗は輪虎が秦国六大将軍の王騎の

陣営に奇襲をかけて王騎に手傷を

負わせたことを語る。

 

輪虎は自分の実力を見誤らないので

本人が三百でいいと言えば

それで十分と返す。

 

その言葉通り輪虎は防御の厚い

秦国軍に奇襲をかけると将軍羅元の

首をあっという間に落とす。

 

 

武将の空気

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羅元の首を獲った輪虎は秦国軍の

隊列から脱出を図る。

 

偶然にも信たちのいる場所を通りかかり

郭備の仇を討とうとする飛信隊だったが

輪虎が一睨みすると兵たちは恐怖を

感じひるんでしまう。

 

信だけはひるまずに輪虎に斬りかかるが

軽くいなされると、そのまま腕を握られ

馬で駆ける輪虎に引きずられる

格好になってしまう。

 

輪虎はもう片方の手で突きを繰り出し

信を斬ろうとするが信はギリギリの

所でそれを躱す。

 

そして周囲の木々に叩きつけられたあと

地面に放り投げられる。

 

輪虎は部下に先に行くよう指示すると

転んでいる信に向き直る。

 

殺気にもひるまず剣を交わした信に

輪虎は興味を抱くと名を尋ねる。

 

信の名前を聞いて輪虎は暗殺する将校の

リストを確認するが信の名前はなく

殺す必要はないと判断する。

 

信は郭備を殺したのはお前かと尋ねると

輪虎はそうだと答える。

 

信はすぐさま斬りかかるが、

また剣で防がれてしまい、

輪虎の強さを感じる。

 

輪虎も信の剣が重い事や自分の攻撃を

躱した事を受けて、暗殺した千人将より

武将の資質があると感じる。

 

そして若い芽は早いうちに摘もうと

判断すると信に向かい突撃する。

 

しかし、二人の間に槍が投げ込まれ

戦闘は中断される。

 

槍の投げられた方向には飛信隊の面々が

信に追いついていた。

 

それを見て退却しようとする輪虎に

信は三百将なのかと尋ねるが

輪虎は将軍であると答える。

 

輪虎はリストに信の名前を追加する

ことを告げるとその場を立ち去る。

 

廉頗は戦の作戦を考えていたが

四天王の姜燕がずっと沈黙を保ってきた

廉頗が今回立ち上がったのはなぜかと

尋ねる。

 

廉頗は三年前に六大将軍の王騎によって

そそのかされていたことを明かす。

 

 

王騎と廉頗

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廉頗は三年前に魏国に亡命した際、

自分の屋敷に王騎が来た事を話す。

 

長年命のやりとりをしていたが

廉頗は秦国の六大将軍を苦しみや

喜びを分かち合う友のように感じていた。

 

王騎も同じ気持ちで、廉頗の境遇を知ると

敵国である魏国領内に侵入をしてまで

廉頗に会いに行った。

 

二人は酒を酌み交わし思い出話に

花を咲かせつつ、王騎は廉頗に退屈したら

蒙驁軍と戦う事を薦めていた。

 

蒙驁自身は極めて凡庸な将であるが

二人の副将がまだ世に知られていない

化物であるという。

 

その一人である桓騎の陣営に輪虎は

襲撃を企んでいたが、桓騎軍の陣営を

見るや危険を感じて諦めてしまう。

 

桓騎は一代早く生まれていれば

六大将軍にも入れたのではないかと

噂されるほどの才能を持っていた。

 

その頃、行軍を再開した蒙驁軍では

蒙恬が刺客と戦った信の元へ行き

情報を聞き出していた。

 

それらの情報から魏国にいる廉頗が

今回の戦に関わっているのではないかと

推測をする。

 

 

不思議な癖

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蒙恬は敵が廉頗ではないかと推理し

それを信に聞かせていたが

その近くを父である蒙武が通りがかる。

 

蒙武は昌平君から伝言を授かっていて

敵が廉頗であるという報告を蒙驁に

伝えようとしていた。

 

息子の推理を聞いた蒙武は

そのカンの良さを褒める。

 

蒙驁の陣営では廉頗が相手という

報告を受けて配下たちが浮足立つ。

 

蒙驁は冷静を装いつつも

内心では焦っていた。

 

そして夜に陣営を抜け出すと

老人歩兵の格好をして陣内を徘徊する。

 

これは蒙驁が強いプレッシャーを

受けた時にする癖だった。

 

徘徊を終えた蒙驁は誰もいない草原に

体を投げ出して空を眺めていた。

 

そこに夜食のウサギを捕まえた信が

通りがかり、蒙驁の顔面を踏みつける。

 

信は驚くが相手をただの歩兵と勘違いし

ウサギの肉を振る舞い雑談をする。

 

蒙驁は信が王騎から矛を受け取った

飛信隊の隊長であることがわかると

たとえ話を使って昔一度も勝てなかった

廉頗と再び戦う事になったという悩みを

打ち明ける。

 

信は悩む必要はなく、最後に勝って

勝ち逃げできる一発逆転のチャンスである

と答える。

 

蒙驁は納得すると大声で笑い出す。

 

 

千人将

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敵が廉頗であるという報告を受けた翌朝、

蒙驁軍は失った千人将の穴を埋めるべく

軍の再編成を行っていた。

 

暗殺された千人将の穴を埋めるべく

三百将から二人を選出し臨時的に

千人将へ昇格させることになる。

 

信は期待を寄せるが、これまでの功績から

蒙恬と王賁の二人が選ばれ信は

落選してしまう。

 

うなだれる信だったが、

蒙驁は信を呼び出すと全軍が整列する

前へ出てくるよう指示する。

 

信は蒙驁の顔を見て昨日の老兵と気づき

驚きの声を上げる。

 

蒙驁は信の言葉を制すと飛信隊にも

千人隊となる十分な実力があると判断し

特例で枠を一つ設けようとする。

 

しかし、配下たちが反対を唱えたため

蒙驁は条件を設定する。

 

それは今回の戦いで将軍の首を一つ

あるいは千人将の首を三つあげなければ

降格して伍長からやり直すというもので

失敗すれば飛信隊も解散になる条件だった。

 

だが、信は躊躇なくその条件を飲むと

自分が狙うのは敵将廉頗の首であると

全軍の前で宣言する。

 

その覚悟を聞いた蒙驁は信を

臨時の千人将へと昇格させる。

 

歓喜の声を上げる飛信隊の面々だったが

その頃、魏国では廉頗が前線に向けて

出陣を開始していた。

 

 

信の声

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臨時で千人隊へと増兵された飛信隊は

信の前に整列していた。

 

増兵された兵は騎馬もいれば

歩兵は全員甲冑を来ていて

士族の出身と見られていた。

 

そのため、元々の飛信隊メンバーは

自分たち百姓部隊と一緒になったことが

不満なのではないかと心配する。

 

しかし、増兵された部隊をまとめる

楚水は兵たちに号令をかけると

全員で信に対して杯手をする。

 

新しく加わった部隊は元郭備の部隊で

郭備から信の噂を聞いていたため

飛信隊に加われることを喜んでいた。

 

蘇水は亡くなった郭備の思いも背負って

戦うことを許してほしいと言うと

信は全軍にそれぞれの思いを背負って

新参も古参も関係なく戦おうと檄を飛ばす。

 

それを聞いた飛信隊の結束は固まり、

部隊も蘇水という新しい副長と

信の騎馬を得て強化が図られた。

 

千人隊になり挨拶を終えた蒙恬は

信に近づくと千人隊となったことで

 

武将の仲間入りをした感じがすると

感想を漏らす。

 

浮かれる二人の元に王賁が現れ、

千人将となったことで戦に負ければ

戦犯扱いを受けると注意を促す。

 

偉そうに話す王賁に信は文句を言うが

蒙恬は偉大な父を持つと蒙恬のような

テキトー人間になるか王賁のような

カッチリ人間になってしまうと言う。

 

信はその言葉を理解できなかったが

その頃、蒙驁のもう一人の副将である

王翦が破竹の勢いで進軍を続けていた。

 

王翦軍に配属された壁はその軍の

圧倒的な強さに驚き、王翦という人物が

これまで無名であったことにも

疑問を抱いていた。

 

趙国でも李牧が秦国と魏国の戦に関する

報告を受けて戦況を分析していたが

王翦と桓騎の強さとその知名度の低さに

驚いていた。

 

だが、李牧は自分でも廉頗には

勝てないため、秦国軍が勝てる見込みは

ほぼないと推測する。

 

 

告げる

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秦国軍が魏国に侵攻して2ヶ月が経過した頃、

廉頗は決戦の地である山陽に到着した。

 

地の利がある満山という山には

王翦軍が先に占拠をしており、

それを見た廉頗は敵の実力に若干の

満足を示す。

 

信は行軍しながら千人隊の戦術を

練っていた。

 

作戦は主に羌瘣が立案をするが、

その才覚に蘇水は驚く。

 

信は羌瘣が剣を抜いた時の方が

数段凄いと言って羌瘣に絡む。

 

うざったそうにあしらう羌瘣だったが

信にあとで話がしたいと告げる。

 

その夜、羌瘣は信と二人きりになると

この戦が終わったら仇を討つために

隊を離れる事を告げる。

 

羌瘣は飛信隊が自分の居場所と感じつつ

仇討ちを済ませていないために

地に足がついていないと感じていた。

 

飛信隊のみんなと一緒に前に進むために

まずは仇討ちを優先させたいと言う。

 

黙って聞いている信だったが、

時間はかかるかもしれないが

仇を討ったら必ず戻る

という言葉を聞いて快く了承する。

 

 

 

抱擁

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今回の戦の決戦の場となる山陽の中で

廉頗は複雑な地形を擁す

流尹平野を戦場として選定した。

 

そこに蒙驁軍が到着すると

先に布陣を済ませていた王翦と桓騎の

二人の副将が蒙驁を出迎える。

 

桓騎は元野盗で殺しや盗みなどを

平気で行う残忍な性格だが戦の才能は

郡を抜いていた。

 

王翦は王賁の父親であるが、

自分が王になりたいという欲があると

噂されていたために昭王の時代から

危険人物として日陰に追いやられていた。

 

二人共クセは強いが戦上手であり

これまでの蒙驁軍の勝利のほとんどは

副将たちの力によるものだった。

 

今回の戦でも蒙驁の本軍よりも先に

次々と城を落とし先に戦場へ到着していた。

 

廉頗は二人の副将の実力に期待しつつ

配下たちに総大将は自分ではなく魏国の

将軍である白亀西が担当する事を伝える。

 

今回の戦は魏国兵を率いるため士気を上げる

には魏国の将軍がふさわしいことと

廉頗の所在を秦国軍に察知させないための

作戦であった。

 

開戦を目前にして廉頗は四天王を

一人一人抱擁する恒例の儀式を行う。

 

廉頗は白亀西にも抱擁を強要すると

力いっぱい抱擁された白亀西はこみ上げる

高揚感を感じて思わず自軍の兵に向けて

雄叫びを上げる。

 

それを聞いた魏国軍の士気は上がり

開戦の準備が整う。

 

秦国軍も全軍が配置につくと

決戦の火蓋が切って落とされる。

 

 

急造部隊

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両軍の先鋒隊は出陣の準備をしていた。

 

秦国軍は将軍の土門が先鋒隊となり、

王賁の玉鳳隊もその中に含まれる。

 

対する魏国軍は四天王の一人である

輪虎が先鋒隊を率いる。

 

信たち飛信隊は栄備が率いる第二陣に

配置されると先鋒隊の様子を見ながら

出陣の合図を待つ。

 

そして両国の先鋒隊は突撃をすると

激しくぶつかりあう。

 

その中でも王賁と玉鳳隊が魏国軍を

押し込み、一時的に秦国軍が優位に立つが

すぐに輪虎が魏国兵に指示を出して

相手の勢いを押し返す。

 

輪虎自らも自分の部隊を引き連れて

出陣すると秦国軍の急造された千人隊と

千人将を狙って攻撃を仕掛ける。

 

もともと統制の取れていなかった

急造千人隊はすぐに崩されてしまい

戦況は秦国軍不利な状況に転じる。

 

王賁も増兵された七百人ともともとの

玉鳳隊三百人との力の差が足枷に

なっていることを実感していた。

 

部隊の動きの悪さに戸惑う王賁の前に

急造部隊を優先して狩っていた

輪虎が現れる。

 

 

必殺の槍術

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王賁は輪虎を前にすると一騎打ちを

仕掛けようとするが輪虎は無視をして

部隊に攻撃を命令する。

 

玉鳳隊はいずれも精兵揃いだったが

六大将軍とも渡り合った輪虎隊の

強さの前に圧倒される。

 

気圧される部下を見た王賁は

自ら輪虎隊の兵を打ち倒すと

将軍である輪虎の首を取れば兵が

いくら強くても隊は崩れると言う。

 

そして輪虎に向けて槍術を繰り出す。

 

王賁の槍術は幼い頃からの鍛錬で

達人の域に達していたが、輪虎はそれを

難なくいなしてしまう。

 

普通の突きではかすり傷一つ

与えられない状況に王賁は

必殺技である龍指を繰り出す。

 

槍の先がしなったように見える槍術で

見切るのが難しい技であったが

輪虎は過去の経験から似たような技を

見たことがありギリギリの所で槍を避ける。

 

そして大技を繰り出した後のスキを

見逃さず、王賁の肩部に刀を突き刺す。

 

王賁にトドメを刺そうとする輪虎を

副長の番陽が間に入って守るが

輪虎の剛剣の前に鉄の槍がへし折られ

番陽の首筋に剣先が食い込む。

 

不利を悟った番陽は退却を指示するが

輪虎はその背後を追撃する構えを見せる。

 

王賁は肩部に刺さった剣を抜いて

輪虎に投げ返すと背を打たれることを

危惧して退却の指示を取り消す。

 

そこへ秦国軍の第二陣が出撃し

輪虎隊に迫っていた。

 

 

飛信隊の作戦

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秦国軍の第二陣である栄備軍が出撃し

魏国軍の部隊に迫っていた。

 

総大将の白亀西は援軍を送るべきと

廉頗に進言するが廉頗は不要と答える。

 

栄備軍にも急造千人隊である飛信隊と

常氾隊が混じっていたため、

そこから崩れると踏んでいた。

 

実際、常氾隊はすぐさま連携が乱れ

部隊がバラバラに分断されてしまう。

 

そして各個撃破されていくと

あっという間に部隊は壊滅寸前に

追い込まれてしまう。

 

それを見た栄備は飛信隊も同じように

分断されることを危惧するが

飛信隊だけはそうならなかった。

 

魏国軍は飛信隊が連携を取らず

それでいてバラバラにならないこと、

そして時折見せる破壊力に驚く。

 

飛信隊は出陣前に様々な作戦を考えたが

信はどれもうまくいく気がせず、

全てを白紙にして自分が定めた部隊に

千人一丸となって突撃をするという

単純な決めごとだけをしていた。

 

飛信隊の攻勢が他の隊にも伝染すると

秦国軍全体が勢いを盛り返し始めた。

 

ー19巻完ー

 

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