お薦めマンガ紹介ブログ

読んで面白かったマンガをひたすら紹介していくブログ

キングダム20巻

f:id:ttt888k:20180725164953p:plain

 

目次

 

 

玄峰、参戦

f:id:ttt888k:20180725165019p:plain

 

飛信隊の活躍によって勢いを盛り返す

秦国軍だったが、そこに銅鑼の音が

鳴り響き魏国軍の第二陣が出撃する。

 

輪虎たち魏国の先鋒隊は退却すると

信たちの前に煙が立ち込め

一気に視界が悪くなる。

 

戦場全体が煙幕に包まれると

秦国軍は足が止まってしまう。

 

そこへ無数の矢が飛来し秦国兵を

次々と射抜いていく。

 

秦国軍は矢を避けるべく敵との

遭遇を警戒しながら移動を始める。

 

しかし、どこへ移動しても魏国軍の

矢は正確に秦国軍のいる場所へと

飛んできた。

 

その状況に秦国軍は煙幕の中で

混乱してしまう。

 

この作戦は廉頗四天王の一人である

玄峰が立案したものであったが、

敵があっけなく作戦に嵌ったことで

玄峰は物足りなさを感じてしまう。

 

次々と降り注ぐ矢の雨に飛信隊も

混乱していたが、羌瘣はその作戦の

正体を見破り始めていた。

 

秦国軍の隊列から少し離れた位置に

鐘を鳴らす兵が紛れていて、

その音によって位置を把握した魏国兵は

矢を射掛けていた。

 

羌瘣はそれを信に告げると周囲の

音を鳴らす兵を撃破しようとするが

楚水は煙幕の中で隊がバラバラになると

小隊からやられてしまうと進言する。

 

作戦を検討する信たちだったが、

そこに戦車部隊が攻撃をしかけ

歩兵たちが次々にやられてしまう。

 

焦る信に羌瘣は策があると告げる。

 

 

敵本陣の場所

f:id:ttt888k:20180725170834p:plain

 

魏国軍は玄峰の作戦によって

秦国軍を分断し弓矢で一方的に

攻撃を与えつつ、通りに密集するよう

誘導すると戦車隊を爆走させて

一気に敵兵を突き崩していった。

 

その全容をつかめていない秦国軍は

ただ死傷者の数を増やし続けていた。

 

その中で羌瘣は信に自分たちも

敵と同じ音を発して連携を妨害する

策を考えつく。

 

それを聞いた信は音の先には

敵本陣がある事に気づくと

音を辿って奇襲をかける事を思いつく。

 

羌瘣は音の種類が複数あることから

どの音をたどれば本陣に辿り着くか

わからないと反対する。

 

しかし、飛信隊には青石族という

狩猟民族の兵が混じっていて、

常人以上の聴覚を持つ彼らに

音を辿らせると言う。

 

青石族の石という兵はその作戦が

可能であると答えると信は騎馬隊だけで

部隊を編成する。

 

残された歩兵部隊は死体の山で

防御壁を築き、羌瘣の策を採用して

音で敵を撹乱させる。

 

敵本陣に近づくに連れ煙幕は濃くなり

信はそれを利用して奇襲が

できると考える。

 

そして煙幕が晴れ、敵本陣が見えると

頭上から無数の矢が降り注ぐ。

 

 

玄峰、翻弄

f:id:ttt888k:20180725172729p:plain

 

煙幕を抜けて敵本陣に辿り着いた

飛信隊だったが、それを察知していた

玄峰によって大量の矢を射掛けられる。

 

次々と倒れる兵を見て楚水は退却を

するか確認をするが、信は敵本陣の

兵が少ない事を見て突撃を続ける。

 

玄峰は信に狙いを定めると

一斉射撃で仕留めようとする。

 

そこへ重装備をした元郭備兵が

身を盾にして守りに入る。

 

矢の集中砲火を防ぎ切ると

魏国兵が目前に迫る。

 

しかし、そこで信の体は馬から

投げ出され空中へと放り出される。

 

魏国軍は本陣の前に埋めていた

馬よけの柵を引き上げると

 

飛信隊の騎馬隊は次々と串刺しになり

無防備な状態で敵の前に身を

投げ出すことになった。

 

先頭を走っていた信たちは

後方の部隊とも分断されてしまい

孤立無援の状態となってしまう。

 

信は玄峰の姿が見えていることから

兵を鼓舞して突撃させようとするが

士気は完全に挫かれていた。

 

絶体絶命のピンチとなった信たち

だったが、そこへ煙幕を抜けて

玉鳳隊が駆けつける。

 

 

手玉

f:id:ttt888k:20180725173927p:plain

 

王賁は兵は無視して目の前に迫る

敵将の首を獲るよう指示を出す。

 

敵兵は騎馬隊の出現に圧倒され

その間に飛信隊の後軍も信たちに

追いつく。

 

羌瘣は信に新しい馬を渡すと

玉鳳隊と共に敵将を目指す。

 

玄峰は音を出す兵を全て倒し

本陣への急襲を察知させなかった

王賁の手腕を認める。

 

しかし、武将ではなく軍略家である

玄峰は無理に玉鳳隊と飛信隊の相手を

することはせず退却を指示する。

 

信はまだ本陣には兵が残っているにも

関わらず戦おうとしない敵将に驚く。

 

玄峰は欲を出すと早死するというと

悠々と退却をしていく。

 

諦めきれない信は敵の背を追うと

玄峰目掛けて槍を投擲するが

ギリギリのところで外してしまう。

 

尚も追撃しようとする信を楚水は諌め、

敵を退かせただけで十分と言うが

信は一つも十分ではないと叫ぶ。

 

その言葉通り敵が去り煙幕がなくなると

そこにはおびただしい数の秦国兵の

死体が転がっていた。

 

 

 

副将、動く

f:id:ttt888k:20180725175107p:plain

 

緒戦は秦国軍の大敗だった。

 

秦国軍は多大な被害を出したが、

敵を退かせたことは事実であるため

そこだけを強調して吹聴した。

 

それにより士気はなんとか保たれた。

 

二日目が開戦すると、蒙驁本軍の左右に

布陣していた二人の副将たちが動き出す。

 

王翦は四天王の一人である姜燕と

桓騎は同じく四天王の介子坊と

戦を開始していた。

 

蒙驁は信たち本軍の兵たちの前に

姿を現すと、左右の副将が対峙している

敵を破り敵本陣まで攻め込むので

それまで本軍は守備に徹すればいいと

単純な戦術を告げる。

 

そして、隊を守りひいては自分たちの

命を守ることを優先せよと告げると

兵たちは士気を高める。

 

 

曲者

f:id:ttt888k:20180725180403p:plain

 

開戦から四日が経過した頃、

介子坊と対峙する桓騎軍は敵を

圧倒していた。

 

元野盗である桓騎の軍は配下たちも

野盗の集団で構成されているため

略奪や殺しが好きな兵たちばかりだった。

 

桓騎軍は正面からは戦わず

山に分散して潜伏し昼夜問わず

遭遇した敵にゲリラ戦を仕掛けると

すぐさま退却するという先方を取った。

 

そして殺した兵たちの死体を弄び

わざと敵陣に送りつけていた。

 

連日のように袋詰にされた無数の

目玉が送られてくるなどの奇行に

恐怖した魏国兵は戦意を失っていた。

 

介子坊が手こずっていることを受けて

玄峰が援軍としてやって来る。

 

廉頗は桓騎のようなクセの強い相手と

介子坊の相性が悪い事を考えて

策士である玄峰を派遣した。

 

玄峰は桓騎がゲリラ戦をするために

部隊を分散しているため本陣が

手薄であることを読むと、その配置から

本陣の位置まで看破してしまう。

 

そして介子坊に敵本陣を奇襲して

桓騎の首を獲るよう命令する。

 

本陣を離れていた桓騎は伝令から

敵が本陣に向かい進軍していると

報告を受ける。

 

玄峰の本陣にも介子坊が桓騎の本陣に

襲撃をしたと伝令が入っていた。

 

しかし、玄峰は伝令係の甲冑に

血がついている事を見て驚く。

 

次の瞬間、伝令兵たちは玄峰の

周囲を守る兵に一斉に襲いかかる。

 

あっという間に玄峰は一人になると

自分の前に立つ男に向かい桓騎かと

尋ねる。

 

桓騎はそうだと答えると

遺言はないかと聞く。

 

玄峰は将が自ら伝令の格好をして

敵本陣に潜入するなど軍略ではないと

言うと、桓騎は留守中に忍び込むのが

昔から得意であると答える。

 

その答えを受けて筋は悪くないと見た

玄峰は桓騎に弟子にしてやると言うが

次の瞬間には首を刎ねられていた。

 

 

蒙恬の提案

f:id:ttt888k:20180725182249p:plain

 

玄峰討ち死にの報は一瞬にして

他の四天王たちに伝わった。

 

それぞれが驚きを見せるが、

中でも一番衝撃を受けたのは

輪虎だった。

 

輪虎は戦災孤児として廉頗に拾われ

玄峰から戦術などを学んだ人物であり

廉頗の次に恩を返すべき相手だった。

 

その恩人の死にその日の夜は

軍議も開かずに玄峰の死に浸っていた。

 

魏国の将は輪虎を気遣うが

逆に輪虎を苛立たせてしまう。

 

廉頗もまた古い付き合いである玄峰を

死なせてしまったことに憤っていた。

 

そして新たな作戦を考え始めると

あの世に行った玄峰の元に多くの

秦国兵を送り込むことで手向けと

しようと考える。

 

秦国軍の陣営でも信は自分が苦戦した

相手が討たれたと聞き驚いていた。

 

詳細を聞こうと蒙恬に詰め寄るが

蒙恬は行くところがあると言うと

信を連れて王賁の陣営を訪れる。

 

ケガの見舞いで訪れた蒙恬だったが

王賁はすでに槍の鍛錬をしていた。

 

王賁は出て行けと軽くあしらうが

蒙恬は今後の戦に向けての相談を

しようと話を切り出す。

 

玉鳳隊と飛信隊が苦戦した玄峰を

あっさりと破った桓騎を見て

自分たちの上には大きな壁がある

と告げる蒙恬。

 

しかし、その桓騎軍は介子坊によって

本陣を落とされたために軍の再編のため

山の中へ身を隠した事を伝える。

 

介子坊も桓騎を見失っていることから

この戦場は暫く膠着すると予想する。

 

輪虎は二日目以降の戦いは本気を出さず

左右の戦場の動向を見守っている事から

その間に自分たちから仕掛けて輪虎を

討ち取ってしまおうと提案する。

 

王賁は四天王について敵の捕虜に

探りを入れていた。

 

その結果、

 

介子坊は数多の戦に参戦し

単独でも百勝以上している豪傑

 

姜燕は昔小国の将として廉頗と

五分に戦った実力の持ち主

 

玄峰は若い頃の廉頗の師であり

趙国軍の総司令を任されるほどの

軍才を持っている

 

ということがわかっていた。

 

中でも一番危険なのは輪虎であり、

敵陣の突破力が群を抜いて高く

輪虎によって本陣を突かれた軍は

数知れなかった。

 

かつて王騎の本陣にも突入して

王騎に手傷を負わせていることもあり

輪虎が本気で突撃を仕掛けた場合

防ぎ切ることは不可能と見ていた。

 

蒙恬は自分たちから攻めて輪虎を

討ち取るために楽華、玉鳳、飛信の

三隊による共同作戦を提案する。

 

 

共闘

f:id:ttt888k:20180725185520p:plain

 

蒙恬はその日めずらしく楽華隊の兵たちに

檄を飛ばしていた。

 

兵たちは普段自分たちを頼ることが

少ない蒙恬が今日は頼むと行ったことで

今日の戦に大事な責務が含まれていると

察する。

 

士気を上げる楽華隊の横で信は百将を

集めて今日の作戦を告げていた。

 

その頃、輪虎も廉頗から今日までは

本気を出さずに流すと連絡を受ける。

 

そして五日目が開戦すると守備に徹する

作戦だった蒙驁本軍から楽華隊が

敵に向かって突撃をしていく。

 

蒙恬は将軍である土門に兵二百を残して

独立遊軍として持ち場を離れると

通達を出す。

 

両軍は楽華隊の動きに戸惑いを見せるが

目前に迫る楽華隊を防ごうと魏国軍は

防御の構えを見せる。

 

蒙恬はその中から輪虎の本陣を見つけると

そこを目掛けて突撃を仕掛ける。

 

輪虎は他の隊が連携していないことから

一隊だけが単独で仕掛けてきたのかと考える。

 

前日の夜、信と王賁に三隊の共同作戦を

提案した蒙恬だったが、王賁はよほどの

ことがなければ共闘はしないと答えていた。

 

それに対して蒙恬は各隊単独では勝てず、

輪虎を討てなければ本陣にいる祖父蒙驁の

首が狙われる事から自分にとっては

一大事である事を告げる。

 

さらに廉頗が出てきたことでこの戦は

中華全土が注目している戦いであり、

この戦の敗北は他国の兵を率いた廉頗に

負けたことになり天下の大将軍を目指す

二人には汚点となることを説明する。

 

それを聞いた信は蒙恬の作戦に乗り

王賁も作戦次第では共闘すると答える。

 

 

輪虎兵

f:id:ttt888k:20180725191702p:plain

 

秦国軍本陣の蒙驁の元にも蒙恬が

単独で敵に攻撃を仕掛けたと報告が入る。

 

蒙驁は呼び戻すよう命令を出そうとするが

蒙武が蒙恬をもう少し信用するよう

言っていたことを思い出す。

 

蒙驁も蒙恬が三代の中で一番才能が

あると認めていたが孫を可愛がる余り

危険なことをさせないようにしていた。

 

それに気づいた蒙驁は退却命令を

取り下げて自由に戦わせる事を決める。

 

蒙恬は輪虎の本陣目掛けて突撃した後

本陣の手前で隊を分散させる。

 

そして守備の継ぎ目を狙って突入すると

楽華隊の前に輪虎直属の兵が現れる。

 

輪虎は廉頗と共に趙国を離れる際に

部隊の中から選りすぐりの七百人を

選抜して連れてきていた。

 

それが輪虎兵であり、輪虎と突破力の

鍵を握っている存在でもあった。

 

蒙恬の作戦とは楽華隊が輪虎兵を

討つことで軍の突破力を奪いつつ

飛信と玉鳳の二隊に輪虎を

攻めやすくさせるというものだった。

 

自ら汚れ役を買った蒙恬は兵を鼓舞して

輪虎兵を次々に討っていく。

 

そして合図を受けた二隊は

輪虎に向けて出撃を開始する。

 

 

肉薄

f:id:ttt888k:20180725193537p:plain

 

飛信隊は部隊の中から騎馬隊だけを

選抜すると輪虎に奇襲をかける。

 

遅れれば楽華隊が総崩れになる

可能性があるため時間との勝負だった。

 

楽華隊は輪虎兵をかなり仕留めたが

自軍も兵力をだいぶ失っていた。

 

輪虎も自分の兵が狙われている事に

気づくと輪虎兵を退げて魏国兵で

楽華隊を包囲するよう指示していた。

 

そのため、後から突撃してきた

玉鳳、飛信隊に対する対処が遅れ

二隊は楽に輪虎の本陣へと

迫る事ができた。

 

蒙恬は二隊が近づいている事に気づくと

兵を左右に分けて退却を開始し、

敵に追撃させるよう仕向ける。

 

それによって信と王賁の前には

本陣に向かう一本の道ができる。

  

しかし、輪虎の周囲を固めていた

最後の輪虎兵が立ちふさがる。

 

二隊は一部の兵が輪虎兵に当たり

隊長と数名の部下たちは直接輪虎の

元へと急ぐ。

 

輪虎は自分の失った私兵の穴を

どう埋めるかだけを考えていた。

 

どれだけ敵が迫ってきたとしても

自分が討たれることはないと

確信をしていた。

 

 

信、一気呵成

f:id:ttt888k:20180725195331p:plain

 

 

信と王賁は輪虎の元へと辿り着く。

 

輪虎は二人が相手の力量を推し量れて

いないと注意をするとまずは王賁に

狙いを定めて攻撃を仕掛ける。

 

王賁はケガが完治していないこともあり

技にキレがなくなっていた。

 

苦戦する王賁を見て信が輪虎に

攻撃を仕掛けるが輪虎はそれを狙って

反撃を繰り出そうとする。

 

しかし、信の放った一撃の重さに

馬ごと吹き飛ばされてしまう。

 

輪虎は信が相手の実力に応じて

力を発揮するタイプの人間であると

分析する。

 

信の攻撃に防戦一方になると

そこへ王賁も攻撃を仕掛ける。

 

左右から同時に攻撃される輪虎だったが

それを簡単に躱すと両手に構えた剣で

二人の腕と脇腹に攻撃を当てる。

 

兵は輪虎の人間離れした動きに驚くが、

信は王騎に攻撃を浴びせただけは

あるとその実力を認める。

 

その言葉に輪虎は六大将軍との戦いは

茶化してほしくないと言うと

真剣な表情になる。

 

信は王賁が王騎の一族であり

自分は王騎から矛と遺志を受け継ぎ

その将軍たちを超える歴代最強の

大将軍になると宣言する。

 

そのために輪虎も廉頗も討つと言うが

輪虎は信の額を横一文字に切り裂くと

調子に乗った若き将たちの前に

悠然と立ちはだかる。

 

 

ー20巻完ー

 

<<21巻へ       19巻へ>>

 

ー書籍版ー

キングダム 20 (ヤングジャンプコミックス)

新品価格
¥555から
(2018/7/31 21:48時点)

ーKindle版ー

キングダム 20 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)