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キングダム21巻

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目次

 

 

壁隊

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信と王賁は敵将輪虎を討つため

二人で同時に攻撃を仕掛ける。

 

だが、輪虎は全ての攻撃を受け切り

王賁と信に反撃を繰り出す。

 

その戦いぶりに王賁からも

化物と称される。

 

苦戦する二人を見て飛信隊の兵が

加勢に入ろうとするが、信はそれを遮り

輪虎は自分が越えなければいけない

壁であると言い放つ。

 

その頃、蒙驁本軍の左側にある戦場では

王翦軍と姜燕軍が戦闘をしていたが、

徐々に王翦軍は苦戦を強いられる。

 

山間部の戦いで連携が取りにくい中、

中華十弓に数えられる姜燕は

常人の倍の飛距離を持つ矢を駆使し

遠くにいる部隊と連携する事ができた。

 

王翦軍の本隊は徐々に後退をするが

前線で戦う壁の部隊だけは地の利を

活かした先方によって善戦していた。

 

しかし、そこに姜燕の本隊一万が迫り

壁の千人隊だけでは対処が難しく

後退を考慮し始める。

 

そこに王翦が直々に二千の兵を率いて

壁のもとに辿り着くと、周囲の部隊を

結集して壁隊を五千人隊へ増兵し、

地の利を活かして姜燕の本隊を

迎撃するよう命令する。

 

壁は五千の部隊を率いれることを

光栄に思いながらその任を引き受ける。

 

だが、王翦が考えていたのは

五千将にした壁を囮とすることだった。

 

 

越える

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開戦と同時に輪虎の本陣へと攻め込んだ

蒙恬と楽華隊はあと一息で敵陣を

脱出できるところまで来ていた。

 

だが、その代償は大きく八百人いた部下も

半数まで数を減らし、そして全ての兵が

負傷している状態だった。

 

蒙恬が脱出の前に輪虎の本陣を見るが

まだ信と王賁は輪虎と戦っていた。

 

蒙恬は時間をかけすぎて退路を

塞がれる事を心配する。

 

また、羌瘣と楚水が戦っている輪虎の

親衛隊が徐々に輪虎のもとへ戻り

包囲を開始している事に気づく。

 

居残りをしていた飛信隊の部隊は

魏国軍が本陣目掛けて突入するのを

防ぐために戦っていたが、

大半が輪虎の本陣へ向かっているため

他の部隊よりも数が少なかった。

 

魏国軍はそれに気づくと飛信隊の持ち場を

集中的に攻撃し始める。

 

徐々に時間はなくなり始めていた。

 

信は輪虎を討ち取ろうと攻撃を仕掛け

続けていたが、王賁は傷口が開き始め

徐々に戦闘に参加できなくなる。

 

輪虎が優勢になり始めると

信の意識は飛びそうになる。

 

しかし、他の歴代の将軍たちも限界の

壁を越えてきた事を感じると

信は少しずつ化け始める。

 

一撃一撃に重みがあり、

輪虎は受ける度に弾き飛ばされる。

 

輪虎は反撃を繰り出すが

信は馬からジャンプすると

勢いをつけた一撃を繰り出す。

 

両手で剣を構えて防御する輪虎だったが

重さで馬の足が折れ、受けきれずに

触れた剣先で輪虎の左手薬指と小指が

切り落とされる。

 

落馬する輪虎を見た親衛隊たちが

信を殺そうと迫ってくる。

 

信は力をほとんど使い果たしてしまい

動くことができない。

 

そこに休んでいた王賁が助けに入るが

親衛隊はすでに包囲が完成したことを

告げる。

 

完全に退路を失った信と王賁だったが

玉鳳隊の番陽が外側から包囲陣を

突破すると退路を確保する。

 

 

壁、惑う

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信は輪虎を討てなかった事を

悔やみながら敵本陣を後にする。

 

輪虎は油断をしたことを反省しつつ

信の強さも認めると翌日の総攻撃で

決着をつける事を決める。

 

その頃、五千人の将となった壁は

囲地という地の利に優れた場所で

姜燕の本隊を迎撃していた。

 

攻めやすく反撃が難しい場所に

陣取っていることで、戦いを有利に

進める壁は自分が廉頗四天王の一人に

勝つことができると考え始める。

 

しかし、その直後に伝令の兵から

見失った敵部隊がいると報告が入る。

 

姜燕は矢で合図を出すと見失った敵部隊が

壁の部隊の背後から奇襲をかける。

 

壁の部隊は目の前の姜燕本隊と

後ろの魏国兵に挟まれてしまう。

 

姜燕は矢を構え壁を射ろうとするが

壁の部隊の背後にいた魏国兵の

更に背後から王翦の本隊が現れる。

 

そして王翦は姜燕の前まで馬を進めると

二人の将はすぐ間近で対峙する。

 

 

裏の裏

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王翦は姜燕に全兵士を包囲した事を告げ

敗軍の将には死をと言葉をかける。

 

壁は状況を分析し、王翦が自分を囮とし

今の状況を作り上げたのではないかと

疑い始める。

 

姜燕の配下は姜燕の周囲を固めると

脱出をさせる策を思案する。

 

だが、王翦は一つだけ助かる方法を授ける

と言うと、自分を主君と仰ぎ忠誠を

誓うよう勧める。

 

下僕にはせずに土地を与えるという

一将軍が決められる範囲を越えた申し出に

そこにいる誰もが疑問を抱く。

 

姜燕は返事の代わりに王翦に向けて

矢を射るとすかさず配下が盾で防御する。

 

王翦の配下は八つ裂きでよいかを聞くが

王翦は生け捕りにせよと命ずる。

 

姜燕は質問があると言うと

王翦にここまでの戦いが全て

作戦通りであるかを尋ねる。

 

王翦はそうだと答えると

姜燕は廉頗は怪物であると言う。

 

その直後、王翦が立てた作戦を

全て読み切った廉頗が王翦軍の

包囲の一部を破って姿を現す。

 

廉頗の出現によって魏国兵の士気は

最高潮に高まり、秦国軍の兵は

その状況に圧倒されてしまう。

 

 

将器

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魏国の兵は生真面目で輪虎たちのような

他国の将の下であっても忠実に

命を守るが、その代わりに爆発的な

力はもたないと言われていた。

 

だが、廉頗の出現はそんな魏国兵を

一気に高揚させると秦国軍は敵兵の

急激な変わりよう戸惑う。

 

壁は冷静に戦局を分析すると

兵数は同等であり、地の利は未だに

王翦軍が有利であると判断する。

 

 

王翦は隊列が乱れた部隊に将を派遣し

早急に体制の立て直しを図る。

 

廉頗は遠くから王翦の次の挙動に

興味を示していた。

 

しかし、王翦は廉頗の期待を裏切ると

退却を開始する。

 

王翦は絶対に勝つ戦にしか興味がない

と言うと追撃される味方の損害に構わず

山の奥深くへと退いていく。

 

追撃中、姜燕は期待を裏切られながらも

楽しそうにしている廉頗に気づく。

 

その事を尋ねると廉頗は六大将軍の中で

一番やりづらかった相手を尋ねる。

 

姜燕は白起であると答えると廉頗も

同じであると答える。

 

白起は危険を侵さず、相手がムキになれば

なるほど力を抜かしてかわすという

相手の心理を読んだ戦い方をしていた。

 

廉頗は王翦が悠々と退却する姿に

かつての白起を思い出していた。

 

そして山中で戦い、白起の背を追うと

その後にはだいたい巨大な城が

築れていたと言う。

 

王翦を追う廉頗の前にも同様に

山を要塞化した城が現れる。

 

将の中で築城の能力を持つ人間は

少ない事から、廉頗は将としての

器の大きさを認める。

 

 

欠落

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退却する王翦を追った廉頗と姜燕は

その先に作られた天然の砦を目撃する。

 

姜燕は舌を巻くが廉頗は失望したように

叫び声を上げると日没前に砦を

包囲するよう指示を出す。

 

その頃、輪虎の本陣から逃げ延びた

信も飛信隊の元へと帰還する。

 

信はボロボロで右腕は傷口が変色を

始めていた。

 

それを見た羌瘣は驚き、

羌族に伝わる秘薬を信の腕に塗る。

 

手当の最中に輪虎が強かったかを

尋ねると、信は他の武将とはワケが

違うと答える。

 

だが、自分も限界を一つ越えた

気がすると告げると、羌瘣も信の

気配が大きくなったのを見て

納得する。

 

手当が終わると羌瘣は薬の拒絶反応で

熱が出る可能性があるので様子を見る

と言うと信の天幕で横になる。

 

信は一緒にいたいのかと茶化すが

羌瘣も昼間の戦いで負傷をしていた。

 

薬を全て信に使ったために、

負傷の事は隠しつつ

羌瘣は早めに休息を取る。

 

魏国の野営地では廉頗が王翦に対し

失望の色を顕にしていた。

 

今回の戦は左右の副将が主力であり

その働きが勝敗を左右する。

 

その片翼である王翦が己を第一に考え

砦に籠もることは戦の大局を見ていない

ということになるため、廉頗は王翦が

有能であることを認めながらも

 

武将として大きく欠落していると言う。

 

昭王の時代から日陰の存在であった

理由を理解した廉頗は王翦に対する

興味を失うと戦の基本に立ち返り

総大将の蒙驁を討ちに行く事を決める。

 

王翦軍の相手を姜燕に任せた廉頗は

明日で決着をつけると宣言する。

 

秦国軍の本陣では蒙驁も長年の経験から

死力を尽くす戦いが近い事を悟っていた。

 

 

最後の朝

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翌朝、飛信隊の面々は目を覚ますと

信の負傷が気になっていた。

 

そんな心配を他所に復活を果たした

信が眠そうな尾平に蹴りを入れる。

 

尾平らはその姿に驚くが羌瘣いわく

薬の力と信のデタラメな回復力で

復活したという。

 

信は天幕の羌瘣が寝ていた場所に

血痕が残っていたことから

羌瘣が負傷していることに気づく。

 

しかし、そのことには触れずに

今日で魏軍を倒すと宣言すると

飛信隊の士気は一気に高まる。

 

そんな飛信隊に対し、

栄備は昨日の戦いで独断行動をした

楽華、玉鳳、飛信の三隊が今日は

後方配置になることを告げる。

 

信は不満を口にするが、

輪虎がどの辺りに配置されるか

わからないため後方にいる方が

すぐに輪虎を討ちに行けると諭される。

 

土門と栄備の二人の将軍は独断行動に

対しては怒りを持っていたが、

その実力派認めていて、今日こそ輪虎を

討てと檄を飛ばす。

 

開戦の準備が整うと両軍の各将たちは

今日が最終日になることを察していた。

 

輪虎は失った私兵を介子坊の私兵で埋め、

秦国軍に突撃をしかけようとしていたが

魏国兵はこの戦いが自分の国や家族を

守るための戦いであり、もっと自分たちを

信用してほしいと願い出る。

 

そして自ら士気を高めると輪虎もそれを

信頼し、到着が遅れている介子坊の兵は

待たずに開戦に踏み切る。

 

 

輪動

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魏国軍は秦国軍の横陣に攻撃を開始する。

 

前日までとは違い猛攻を受ける秦国軍は

右側の陣が異様に押されていることから

輪虎が右側にいることを予想する。

 

信は輪虎が本気を出したらこの程度では

済まないと予想すると輪虎は違う場所に

いると考える。

 

その時、栄備は敵の後軍が旋回を

始めている事に気づく。

 

山頂から輪虎の動きを見ていた蒙驁と

その配下たちは魏国軍が二つの輪を作り

それぞれ旋回をすることで大きな渦を

作り出しているのを確認する。

 

蒙驁はそれが輪動という戦術で

かつて王騎の陣を破った事を告げる。

 

回転した渦が秦国軍に近づくと

中央の栄備の部隊に襲いかかる。

 

輪虎は戦闘を走り、魏国兵はそれに

ついていこうと死に物狂いで戦う。

 

あっという間に栄備の元へ辿り着くと

一刀で輪虎は栄備を斬り伏せる。

 

横陣が貫かれ、魏国兵と蒙驁本陣には

僅かな予備隊しか残されていないが

そこへ信が輪虎に迫り攻撃を仕掛ける。

 

 

戦闘の輪虎が止められたことで

魏国軍全体の動きも止まってしまう。

 

 

おちょくり

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飛信隊は輪虎を止めるために

持ち場を離れて急行したが、

負傷兵二百人と羌瘣はその場に

残してきていた。

 

羌瘣から薬という援護をもらった信は

戦の決着をつけるために輪虎との

一騎打ちを開始する。

 

輪虎は信が普通に剣を触れている事に

驚くが、輪虎も指を失ったことを

全く感じさせない戦いを見せる。

 

二人の戦いを固唾を飲んで見守る

蒙驁だったが、不意に背後に寒気を

感じて振り返る。

 

蒙驁軍の背後を守る兵たちは

敵軍が背後から襲ってくるわけがないと

高をくくり、前方の戦いを見物したいと

愚痴をこぼしていた。

 

そこへ一人の男が近づくと大声で

蒙驁に向かって話しかける。

 

そして自身を廉頗と名乗ると

秦国軍はその名に震え上がる。

 

廉頗は続けて一騎をするために

下りてこいと命令する。

 

蒙驁は廉頗が自分のことを

憶えていた事に喜びつつも

一騎打ちには答えず迎撃体制を整える。

 

廉頗はノリが悪いと言うと背後に

伏せていた兵を連れ進軍を開始する。

 

 

長年の考え

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廉頗は自分の直属の兵千人と

魏国兵千人の合計二千人を

率いていた。

 

蒙驁はそれに対し、前面の守りを

捨てて全ての兵を廉頗軍に投入する。

 

長年負け続けた蒙驁はその経験から

戦の大局がこのように運ぶことを予期し

本軍を置く山を砦化できるように

準備をしていた。

 

全兵士を廉頗のいる方向へ配置すると

山も砦へと姿を変える。

 

魏国軍は不格好な砦を見て笑うが

廉頗は悪くないと判断すると

騎馬を減らし兵の配置を変えると

敵本陣へ攻撃を開始する。

 

その頃、王翦軍の殿を務めていた壁は

わずかの兵と共に山中を彷徨っていた。

 

知らず知らずのうちに蒙驁軍の

本陣付近に突いていた壁は

本陣が攻撃を受けている事を知り、

援護をするため兵を急行させる。

 

廉頗は不格好な形をした砦を

一段一段と登り始める。

 

そこには伏兵や罠が仕掛けられ

進軍を阻むが、廉頗はそれを跳ね除け

徐々に本陣へと迫っていく。

 

それを見て慌てる秦国軍だったが

蒙驁は秘策があると笑った。

 

 

練る時間

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廉頗は隊をいくつかに分け

砦の上にある秦国軍本陣を目指した。

 

だが、砦のいくつかの道は行き止まりで

そこに迷いこむと弓兵の一斉掃射で

やられてしまう。

 

廉頗は下から見た際に不格好ではあるが

単純な守備の砦ではなく、攻めてきた敵を

迎え撃つための砦であると見抜く。

 

そして一度見ただけで罠のありそうな

怪しい道を把握し、そこを避けるように

進み続ける。

 

蒙驁は若き日に廉頗に負け続けてから

40年かけてその戦い方を研究し続けた。

 

そのため、廉頗の思考や戦い方を

理解していて、罠を避ける事も

想定の中に入れていた。

 

そして廉頗がある地点を通過した際に

敵を防ぐ柵の配置を変更し、

本陣へと続くルートを作り変える。

 

 

廉頗が入った道は行き止まりとなり、

そこへ大量の弓兵が出現すると

魏国軍に向けて一斉掃射を開始する。

 

ー21巻完ー

 

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